2018年9月19日 (水)

モスキート

このプラモデルは英国の爆撃機、その名も「モスキート」、すなはち蚊だ。二次大戦中の英国は金属材料入手が困難だったこともあったのだろう、なんと木製だった。それを逆手にとって軽量に徹したシンプルな設計にしたおかげで、速度と長距離飛行を可能にしたとのことだ。「刺す」がゆえ、もあるだろうけれど、「軽い」がゆえのモスキートの愛称にちがいない。( 過去の関連記事

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ところで最近の国産プラモデルって、もちろん3Dを設計から金型まで駆使しているのだろうけれど、かなり精密だ。コックピットの内部のディテイルや、フードを外して見えるロールスロイス(もちろん英国なので)のエンジンのディテイルなど、かなり作り込まれている。なるほどこれは、いい大人になった男の子に刺さるはずだ。

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2018年9月14日 (金)

眼差し

全てを見透かすかのような眼差しに、思わず「すみません」と何も悪いことをしてないのに目をそらしてしまいそうになる。そんな「気」を発するというか、人の感覚に働きかける「力」をもつ彫像を大理石の塊から掘り出すアーティストって、本当にすごいと思う。はたして彼らは、何百年も先の人の心を動かすことを想像しただろうか。

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2018年9月10日 (月)

ガラスブロック

こちらはレンゾ・ピアノ( 過去の関連記事 )設計の銀座エルメスの旗艦店。手前のソニービルが建て替えで無くなっているこの時期に、初めてその全貌を遠景で目にすることができるようになった。

今となっては当たり前になってしまったガラスウオールではなく、重厚感たっぷりのガラスブロックを積んだ(ように見える)外装になっているのが特徴だ。エルメスという伝統的ブランドの表現として、ふさわしい表現ではないだろうか。

外からフロアの構成や階段が、その厚いガラスブロックを通して透けて見えるというのも、構造は全く異なるがブレゲンツで見たズントー設計のミュージアム( 過去の関連記事 )に通ずるものを感じて興味深い。そしてこのデザインは「ランタン」をモチーフにしただけあって、夜になると計算された照明の光が透けて見えて、昼間とは別の美しい表情を見せてくれることになる。写真は撮ってないけど。

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ここの最上階はギャラリーになっていて、時々興味深い企画展をやっている。内側から見ると下の写真のようになっていて、ガラスブロックを使った意図がよく伝わるのではないだろうか。あたかもシンプルにガラスブロックを積んでいっただけの建物に見える構造的工夫と、ちょっと見えにくいけれど、コーナーのラウンド処理に注目頂きたい。

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2018年9月 5日 (水)

無花果

オランダの古い陶器に描かれているこの果実は、その断面にのぞく実の表現がよく描かれることが多いザクロ( 過去の関連記事 )のようでもあるので最初は疑ったが、しかしその果実の先細りの形、そして丸みのある葉っぱの形から推測するに、おそらくイチジクなのだろう。あまりイチジクの絵柄というのは見ない気がするが、アダムとイブの話にも出てくるくらいなので宗教的意味合いが込められているのかもしれない。

ちなみにイチジクで変換すると「無花果」という漢字が出てくるが、調べると花を咲かせないで実をつけるからだそうだ。いや厳密に言うと、実の中に花が咲くので外からは見えないとのことだ。何それ、何のための花なの?と思った方は調べて頂きたい。そこには衝撃の事実が。

蛇足までに、ザクロは「石榴」というわけのわからない漢字に変換される。イチジクもそうだけど、共に中国経由で日本に入ってきた果実であり、そして文字である。

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2018年8月31日 (金)

折り紙

デンマークの Klint 社による、有名な折り紙ライト。彼らはこれを Folding ではなく Pleating と呼んでいるようなので、折り紙というのは正しい表現ではないかもしれない。確かにこのくらい曲線を多用するというのは、折り紙の領域を越えた職人技が必要に違いない。

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デザインによっては、かなりの大きさのものまで作っている。

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こちらは初めて見るが、新作なのだろうか。不透明のシェイドの内側に折り紙が仕込まれていて、光が程よく柔らかくなっている。

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かつて訪問したコペンハーゲンの博物館の中にあった図書室にも、このシリーズは当たり前かのように使われていた。よほど彼らの感性に合っているのだろう。

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2018年8月27日 (月)

剥がれた塗装

欧州の古道具屋さんでよく見かけるサビた椅子、という記事は何度か書いたが( 過去の関連記事 )、剥がれた塗装のイス、という世界もまたあるようだ。

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そしてこちらには、あたかも野ざらしによって期が熟するのを待つかのような予備軍たち、なのだろうか。どうして塗装しちゃうんだろうなあ。しかも微妙な色ばかり。

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ああ、やっぱりアンティークは木がイイよね。ホッとする。

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2018年8月22日 (水)

ケアホルム

とある美術館にあったポール・ケアホルム( 過去の関連記事 )がデザインした PK22。革張りもカッコいいけど、この籐編みのモデルもさっぱりしてて素敵な仕様だと思う。大人になったら買いたいと思っていたけど、いい大人になった今でも手元に無いプロダクトのひとつだ。Fritz Hansenだと一脚50万円くらいするはずなので、やはり値段もネックなのかもしれない。中国製のジェネリックだとたぶん10分の1くらいだろうけれど、溶接とか編目とか見る人が見ればわかるんだろうな。

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2018年8月17日 (金)

逸話という価値

浅草から隅田川の対岸を見た風景は、個性を競う建築ばかりの支離滅裂感がどこかアジアっぽく感じる(まあアジアだけど)。今となっては上海か深センあたりの風景と変わらない、なんて言ったら中国に失礼だ、逆に見劣りするほどになった。

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右下に見えているのはバブルの象徴、スタルクのデザインしたアサヒビール本社のオブジェだ。最近のクリーンアップによって本来の輝きを取り戻している。

昔から「金のウン〇」とヤユされているが、自分は同じウンでもどちらかというと孫悟空が乗ってるようなキント雲を昔から想起する。でも実はクライアント企業の情熱を表す flamme d'or すなはち炎とのことだけどね。建築的にこれをつくるのは当時の技術では困難だったのを、造船会社に頼み込んで作ってもらった、という逸話を覚えている。

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今でこそシンプルなデザインが多いスタルクだけど( 過去の関連記事 )、当時はポストモダンの旗手とも言える存在で、尖がったアートっぽい作品を量産し続けていた。下の写真のレモン絞りも、同時期の彼の代表作。こちらは彼がバカンスで滞在していたリゾートで、食事中にレモンを絞っていて閃いて、紙ナプキンにスケッチを描いてALESSIに送ったという逸話がある。彼の作品は逸話が価値でもある、ということか。

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2018年8月13日 (月)

椅子のある風景

椅子のある風景@欧州。部屋の中にあって当たり前の椅子が、こんな風に屋外に何気に置かれた時に醸し出す雰囲気というか空気感って、何かいいですね。人が座ることをアフォーダンスする宿命のカタチが、おのずと周囲の空間を取り込んで支配している。そしてあたかも、使われてきた歴史や物語を自ら雄弁に語っているような気さえするから不思議だ。

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2018年8月 8日 (水)

プロペラ

プロペラ( 過去の関連記事 )で思い出したのが、スミソニアン博物館( 過去の関連記事 )に並んでいた大きな木製のプロペラ。写真では伝わらないけど、どれもかなりデカく、そして重たそうだ。そう言えば、ヤマハは楽器をつくる木工技術の延長線で船や家具をつくっていたのは自然な流れかと思うが、実は木製のプロペラを作っていたことから逆にエンジンを作るようになったことは、あまり知られていない。そう、技術や知識は横に展開させてこそ新しい価値を生みだすのだ。

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2018年8月 3日 (金)

航空機部品

こちらはフランスの田舎の古道具屋にあった、何とプロペラ。飛行機の、その機種はおろか、素人の私にはどれくらい古いものかさえわからない。航空機部品という分野もマニアは多いだろうが、さすがにプロペラ持ってるよ、という人は少ないだろう。

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そして、こちらはロンドンのミュージアムにあった飛行機のタイヤホイール。軽量化を追求した結果だったのだろう、自転車のようなスポークになっている。

かつて大型飛行機は飛行艇として水面から離着陸、というか離着水していた( 過去の関連記事 )のが、良質なタイヤによって滑走路から離着陸できるようになった歴史がある。その大きな重量を支えるタイヤはもちろん、更にそのタイヤを支えるホイールも密かに進化し続けているに違いない。

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2018年7月30日 (月)

パリ3区

3e arrondissement de Paris すなはちパリ3区は、マレ地区を含む古い街並みの残るステキな街。古い建物を活かしたギャラリーやブティック、ミュージアムなんかも多くて、おしゃれな地域でもある。そんな3区の通りには、アートのエスプリに満ちたものがあふれている。

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時には、首をかしげたくなるような意味不明のものもあるけれど。

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これは落書きなのか、それともオーナーのセンスなのか。いずれにせよ、シャレが効いてて素敵だと思う。

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2018年7月25日 (水)

クールなチェア

モダンなSANAA建築にもマッチする涼しげなゴーストチェアは、スタルクのデザイン( 過去の関連記事 )。その存在感の無さは、高い透明度のポリカーボネイト樹脂、そして何よりKartellの成型技術のおかげ。イタリアの金型職人のレベルは高い。クールだ。

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2018年7月20日 (金)

勝利のスマイル

堂々と「勝利」という名を冠したバイクの会社、Triumph。英国地場産業的なブランドかと思っていたが、Wikiによるとドイツ人がUKで起業した会社だそうだ。しかも二次大戦中には軍事車両をつくっていたこともあって、ドイツ軍の空爆により壊滅状態になったという皮肉な歴史もあるそうだ。

ところで Triumph という同じスペルの女性下着ブランドがあって(日本ではトリンプと読むそうだけど)、何とこちらもドイツ発祥だそうだ。ドイツ人にとって、この Triumph という単語に対する強い思い入れ、あるいは深い歴史的な意味合いがあるのに違いない。

さてバイクの Triumph の話。写真は同じくUKの Paul Smith とのコラボレーションモデルで、明るいマルチカラーがいかにもそれっぽい。ロゴはRの先端が伸びていて Amazonっぽくスマイルマークのようだけど、このデザインのディテイルは微妙に歴史的変遷があるようだ。マニア、あるいは鑑定家が見れば、これは何年製なのか分かったりするのだろうな、やっぱり。

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2018年7月16日 (月)

木漏れ日

今年、隈研吾( もうひとつのブログから )による小さなパビリオンが欧州でいくつか作られるようで、そのコンセプトの模型がいくつか展示会に並んでいた。こちらはフランスはプロバンスにできるという、その名も Komorebi(木漏れ日) はシェルター状で、南仏の強い日差しによってできる影を木陰に見立てようというコンセプト。

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上から見ると、こんな感じ。意外とモダンなコンポジションだ。

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一方、イタリアにできるという Kodama(木霊) は、ジャングルジムのような樹を模した球状のデザイン。もしかすると木霊ではなく木玉?

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組木はまるでパズルのような構造になっている。釘や接着剤を使っていないのかもしれないが、組む順序を間違えたりするとやり直しになったりするのだろうか。

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2018年7月11日 (水)

without thought

ドイツからオーストリアを抜けてブレンナー峠を越えると、そこはもうイタリアだ。かつてゲーテが「イタリア紀行」で通った道。そして近くには美しい山塊で有名なドロミテや、その麓の街 トレント( 過去の関連記事 )がある。私もミュンヘン時代には、何度も通った道だ。

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ところでこちらの  ふつうな   シンプルなスツールは、そんな美しい地域の小さな町、ボルツァーノに本社を置くPLANK社によるものだ。

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スツールを動かす際に、自然と指が掛かるちょっとした工夫が座面の裏に施されている。そしてレーザーで刻されたブランドの上には小さく深澤直人の名前が。まさに without thought なデザインだ。( 過去の関連記事

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そしてシンプルな佇まいを成しえる重要なディテイルが、このシルバーのリング。しかもネジを穿つような野暮なことはしていない。足を乗せるので耐荷重が必要なはずだが、いったいどうやって固定されているのだろう。デザイナーのアイディアが隠されているのか、あるいはイタリア職人のなすワザなのか。「高いレベルで普通であること」は、決して簡単なことではない。

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2018年7月 6日 (金)

農村テーマパーク

王妃つながりで今回は、フランス国王に嫁いだオーストリア王室の娘、マリー・アントワネットの話。最近のニュースで、ベルサイユ宮殿の広大な敷地の一画にあるプチトリアノンの建物の一部が、その内部をディオール( 過去の関連記事 )の支援で修復し、ガイドツアーによる公開が始まったとのことだ。

ベルサイユ宮殿本体がゴージャスなキラキラ空間なのに対して、ここはマリー・アントワネットのプライベートなカントリー趣味のエリアで、当時の農村テーマパークとも言える。前に行った時は外を歩いて見て回るだけだったけど、田園風景をまるごとつくってしまう財力もさることながら、そのモチベーションに興味を抱いた記憶がある。

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宮殿の広大な庭がル・ノートルのデザインした超幾何学的なスタイルなのに対し、この一角だけナチュラルテイストで、いわばイングリッシュガーデンなのが面白い。( 過去の関連記事

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牛や鶏を飼ったり、畑まで作って実際に農作業のようなこともしていたらしい。子供の教育目的もあったのだろう。そして何より、王宮でのストレスから回避して自分を回復する貴重な場所と時間だったのかもしれない。単に主婦のガーデニング、あるいは「ごっこ」遊びだと言って笑うには、どうも気が引けてしまう。

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2018年7月 2日 (月)

Sisi

オーストリアつながりで、こちらは Demmers デンメア という紅茶。そのパッケージは、地元アイドル Sisi ことエリザベートの肖像画だ。彼女はミュンヘンでバイエルン王国の娘として生まれ、隣国オーストリアに嫁いで皇后となった。ウィーンでは見られないであろうエーデルワイス( 過去の関連記事 )の髪飾りに、彼女の故郷愛を感じる。もちろんダイヤか何かなんだろうけどね。

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2018年6月27日 (水)

チロル

この写真のジャムは、オーストリアのチロル産。ダルボというブランドで、南ドイツでは普通にスーパーに並んでいたのだけど、昨今では日本でもたまに売っていたりするので不思議な感じがする。ウィーンの有名なお菓子、ザッハトルテに使われているジャムも、このダルボ社製とのことだ。

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ナチュラルな素材を謳うだけあって、パッケージに描かれている絵もナチュラルなテイスト。写実的で、あたかも昔の植物図鑑の図版のようだ。

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このダルボ社、調べてみるとインスブルック( 過去の関連記事 )近くにあるシュタンスという街にあるそうだ。地図を見ると、ミュンヘンからインスブルックに向かうイン川沿いの道の途中にあるので、何度も通過していたことになる。

この地域は美しいチロルの山々が連なっていて、冬以外はとても良いところだ。山間には写真のような美しい村々が点在していて( 過去の関連記事 )、このパッケージを見ていると、そんな風景がよみがえってくる。

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2018年6月22日 (金)

手水鉢

こちらは松本民芸館の展示にあったもの。手水(ちょうず)鉢、あるいは茶室の庭に設けた蹲踞(つくばい)として使ったのだろうか。スペインの聖水鉢と書かれているので、もともとは教会にあったものなのだろう。粗削りの石鉢の周囲には、やつれた聖人たちが刻されている。いずれにせよ身を清める目的には変わりないが、いったいどうやって入手したのだろうか。。。

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