2018年2月16日 (金)

謎のポートレート

気になるポートレート、作者不詳。ポールスミスのコレクションの中で見つけたものなので、UKのアーティストなのかもしれない。そして今頃、どこかの店舗の壁を飾っているのかもしれない。

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これもたぶん、同じアーティストによるもの。もしかして未完成の作品、いや大きさからみてエスキースなのかもしれない。シンプルな面表現にも関わらず、何だろう、この重たい雰囲気は。

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背景の描き方、というか描かずにそこにある空気、いやむしろ気、を表現している様もまたこの作品に奥行きをもたらしている。うーん、「気」になる絵だ。

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2018年2月12日 (月)

白樺

フィンランドといえばグラスウエアが有名だけど( 過去の関連記事 )、こちらはモダンなLEDライト。地元の白樺材を使っているとのことだ。

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繊細でナチュラルな表現が、どこか和風にさえ感じるのは、町家の格子や座敷の建具なんかを想起するからかもしれない。きっと和室で使っても、違和感なく調和するのだろう。いつも思うのだけれど、北欧の家具や工芸は日本のものと共通する「何か」を感じる( 過去の関連記事 )。

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2018年2月 7日 (水)

写真では伝わらないけれど、広角で撮らないと画面に入らないくらいの顔のデカさは、まるで壁のようだ。バックミラーにコレが迫ってくると怖いだろうなあ。ちなみにこのSCANIAというブランドは、日本ではあまり知られていないけれど欧州では良く目にするトラックメーカーで、VOLVOと同じくスウェーデンの会社だ。しかし北欧には優れたプロダクトのデザインが多いのに、なぜ車になるとこうなっちゃうのだろう。これがグローバライゼーションっていうことなのだろうか。( 過去の関連記事

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2018年2月 2日 (金)

文字のチカラ

アルファベットでできた立体のディスプレイと遭遇した。おそらくレーザーカットされたボードなのだろう、デジタルのようなアナログのような、何とも不思議な存在感がある。そしてなぜか怖い感じがするのは、覆っているものが文字だからだろうか。( 過去の関連記事

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2018年1月29日 (月)

ウェグナー

デンマークが誇るデザインの巨匠ハンス・J・ウェグナーについて、いくつか紹介したい。こちらは代表作のうちのひとつ、ピーコックチェア。装飾的な背もたれが、見る人の好みを分けるかもしれない。

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そしてカウホーンの愛称の背もたれを持つチェア。複雑な曲面構成は、CNC加工技術の無い時代の職人技によるもの。優れた造船技術を持つバイキングの国ならではの製品かもしれない。

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その中央の接合部の構成がサンプルで説明があった。指を組んだ姿に似ていることから、フィンガージョイントと呼ぶらしい。貴重な木材を大切に使っているところも北欧的に感じられる。

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そして私は変態的なデザインだと思っているのが、このバレットチェア。上着を掛けるハンガー状の背もたれと、座面を立てるとスラックスを掛けれるようになっている。アイディア自体は学生的発想で素朴なものだけど、真摯に職人技で作り込まれているところが北欧的と言える。

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そして愛称テディベアの巨大なカウチ。日本では車が買えるくらいの値段のはず。座面も低くずっしり重厚感があって、実際にもかなり重たそうだ。

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誰もが必ず触れるだろうアームの先端は、実に手に優しい素材と形状をしている。

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そして最後に、きっと完全な円環にこだわっていたのだろう、構想から何十年もたってから加工技術が追いついて作ることができたというサークルチェア。背もたれのネットワークが、やはりバイキングの文化を彷彿とさせる。( 過去の関連記事

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このいい加減な枕もまたイイ感じ。加えてその色も北欧っぽくてイイ感じ。

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2018年1月24日 (水)

セクシー

イタリアのファニチャーの老舗 B&B( 過去の関連記事 )のちょっと不思議な、でもどこかエレガントなチェア。デザインしたのは深澤直人で、Grande Papilio という名は蝶に由来するそうだ。

これは彼の新作ではないけれど( 過去の関連記事 )、展示会で現物を初めて見た。回転する機構が入っていて、シンプルなシェイプなので錯覚するけれど高さは1mくらいある。日本の家庭に置くとかなり大きく感じるのではないだろうか。微妙な肘掛け状の起伏があって、とりあえずアームチェアとなっている。

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このチェアは、背中のジップがセクシーだ。ユーザー自らが着せ替えることができるのだろうか。そしてこのファブリックの色や質感は、今の時期にはとても心地よく感じる。他にも革張りのモデルもあるそうだけど、そこもやっぱりイタリアンだ。

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2018年1月19日 (金)

マスターズコレクション

最近 Louis Vuitton はマスターズコレクションということで、100年以上前の絵画作品をモダンアーティストの Jeff Koons が模写し、それをプリントしたバッグなどの商品を出している。昨年はモナリザがあったが、こちらは新作のターナー( 過去の関連記事 )。

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そして、こちらはマネの草上の昼食。その他、モネやゴーギャンもあるようだ。19世紀末の絵画がテーマなのかと思えばブーシェのような古いものもあるし、フランス絵画のシリーズかと思えば英国のターナーもあるし、アーティストの意図が全く読めない。それを含めて、芸術作品を模写してプリントして大量生産して高く売るという活動自体が、もしかするとモダンアートなのかもしれない。

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2018年1月15日 (月)

一月の水位

一月です、ということで、この写真。パリ郊外を流れるロワン川( 過去の関連記事 )の河畔にあった水位計で、洪水の記録が刻されていたもの。比較的春先の増水が多いのは、雪解けと関係するのだろうか。そういえば先日、ドイツのライン川でも水位が上がって、河川敷が水没して閉鎖になったり、船が運航休止になったりしたとの報道を目にした。欧州ではそういうシーズンなのかもしれない。

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何百年も前の大洪水を刻している、ということはやはり、事実が忘れ去られることのないように後世にその危険性を伝えたいということなのだろう。日本に残る津波の石碑を想起させられる。

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そして、こちらはロワール川で見かけたもの( 過去の関連記事 )。確かにこの時、水位が高かったことを覚えている。自然は恵みがある反面で危険も同じだけある、というのは人類共通だ。

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2018年1月10日 (水)

キラキラ

派手な建築が立ち並ぶ銀座の一角に、ファサードがひときわキラキラなビルがあるのだけれど、これはパリに本店がある Van Cleef & Arpels という超高級ジュエリーの店。そして、そのデザインを担当したのが、同じくパリの Jouin Manku という、建築家のジュアンとデザイナーのマンクによる事務所で、ブティックやホテル、レストランなど商業建築を中心に作品を手掛けているそうだ。網目のフレームに対して、サイズが異なるクリスタル状のタイルがランダムに嵌合されていて、そのうちいくつかにはLEDライトが仕組んである。さすがに店内に入る勇気はなかったけれど、やはりキラキラでゴージャスなのだろう。Dsc00314_r

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2018年1月 5日 (金)

相棒

前回( 過去の関連記事 )に引き続き、犬の話。こちらの写真は、ミュンヘン時代に Auの蚤の市でボロボロの犬のぬいぐるみと目が合ってしまい、しかたなく連れて帰ったものだ( 過去の関連記事 )。どのくらい古いのかは分からないけれど、このオーナーはどこでこの犬と出会い、生活を共にする中でどんなドラマがあって、そしてどういう事情で手放したのだろうか。まさか日本に来ることになるとは思いもしなかっただろう。

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これと似た犬種なのかもしれない、こちらは有名なベルギーの漫画 「タンタン」( 過去の関連記事 )に登場する犬のミニチュアで、なぜかサンフランシスコで若い頃に買ったもの。主人公タンタンに連れられて、様々な冒険を共にしている相棒だ。彼とてどうしてここにいるのか理解してないだろう。さてこれから先、どんなストーリーが彼を待っていることやら。

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2018年1月 1日 (月)

欧州の犬たち(総集編)

今年もよろしくお願いします。さっそくですが戌年ということで、アーカイブから欧州で見かけた犬の総集編、いきます。まずはポップな犬、これはロンドンの店先にいたフィンランドのデザイナーによるイタリアの製品。( 過去の関連記事

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こちらはパリの街角にいた、オシャレでジェントルな犬。今年の年賀状はこれにしました。( 過去の関連記事

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外敵を寄せ付けない、強そうなイタリアの番犬。( 過去の関連記事

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こいつも強そうな、南ドイツの赤い犬( 過去の関連記事 )。こちらについては引き続き調査中なので、何か情報があればよろしくお願いします。

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2017年12月27日 (水)

緩くて暖かい

緩(ゆる)いカタチに質感を伴うモノトーン、そこへ暖かい光をポッ。なかなか上手なアレンジじゃないですか、このデザイン。ところで、緩いと暖かいの字は似ていますね。

ということで、皆さまにとって来年も、心温まる良い年でありますように。

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2017年12月22日 (金)

森の国のクリスマス

皆さん、撮りますよ~、こっち向いてくださ~い!っていう感じの彫刻。右下に幼きイエスキリストがいる。これはワシントン・ナショナルギャラリー( 過去の関連記事 )で見つけた、中世の南ドイツの木彫。

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ちなみに正面から見るとこんな感じ。みんなバラバラ、好き勝手なことをしている。もちろん教会の祭壇に置かれていたものだろうから宗教としての主題に基づいた創作なのだけど、加えて人間としての表現が実に豊かだと思いませんか?これにはルネッサンスを生んだ人間性を回帰しようという時代的背景と、ドイツの田舎町という地域的な背景、そしてそこの深い森が育んだ精神文化と工芸技術が重なって生まれたのだろう。( 過去の関連記事

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2017年12月18日 (月)

プレゼント

とある展示会で、ポールスミス宛てに送られてきたというクリスマスプレゼントを展示してあった( 過去の関連記事 )。UKの切手がカワイイ。

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ゾウ?なぜクリスマスに?これは同じ人からなのだろうか。

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でも、これはいくら何でも悪ノリすぎないか?郵便局のひとに迷惑そうだ。確かにあちこちに切手が貼ってあるけれど。。。

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2017年12月13日 (水)

クリスマス・ティー

この時期、クリスマス・ティー( 過去の関連記事 )のスパイスの効いたフレイバーが心地よい。クリスマス・ティーと言えば北欧紅茶ということで、こちらはACパークスというデンマークの王室御用達ブランドの、ちょっと変わったクリスマス向けパッケージ。この木の棒は何を意味しているのだろうか。

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そしてこれはニューヨークのお店らしいけれど、やはりクリスマス・ティー。奥に見えているかわいいパッケージは、同社のクリスマス向けのクッキー。共に赤い色がシーズンの雰囲気を盛り上げてくれる。

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2017年12月 8日 (金)

職人技

先月宿泊した京都のホテルのラウンジには、Finn Juhl フィン・ユール のチェアが置かれていた。デンマークのモダンデザインの先駆であると同時に、このシリーズは職人技の粋を集めた木工芸作品でもある。なので、これは確か100万円近くするはずだ。

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彼の作品は、コペンハーゲンのミュージアムにも地元巨匠の一人として多くの展示があったので( 過去の関連記事 )、その時の写真を掘り返してみた。これもシンプルながら、曲面だらけの豊かな造形をしている。

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ペリカンチェアは有名だけど( 過去の関連記事 )、その流れを引き継いだかのようなカワいいソファ。

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このソファも美しかった。こういった包み込むような造形は、彼の得意とするところだったのだろう。

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2017年12月 4日 (月)

try again

デンマークのデザイン事務所から頂いたキャンバスのトートバッグには、Screw up. Learn. Try again. と書いてあった。なるほど、失敗はOK、むしろ失敗を繰り返さないと成長はないというメッセージ。うん、勇気をもらえた気がする。Try again!

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2017年11月29日 (水)

空間構成

隙の無い空間構成は、コルビュジェの真骨頂。こちらはロシェ邸( 過去の関連記事 )で見たディテイルだけど、シンプルがゆえにバランスに妥協を許さない感じがひしひしと伝わる。結果、部屋のどこから何を見ても均整がとれていて、美しい。

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それはサヴォア邸のディテイルも同じで( 過去の関連記事 )、壁の彩色や採光という一段高まった表現レベルも武器につけながら、質の高い空間構成を実現している。

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備え付けた家具もまた超シンプルで、空間を乱さない。コルビュジェの作品に接する度にいつも感じるのだけど、90年近く前の建築とは全く思えない。

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2017年11月24日 (金)

イズム

このネオンアートのメッセージは、「なんとかイズム」とひとくくりにされることに対する批判なのだろうか。アーティストが作品を発表するということは、即ち世の批判にさらされるという運命にあるのだろう。どんなに頑張って新しいスタイルをクリエイトしたとしても大雑把に他人の作品と同じグループにカテゴライズされてしまうというのは、アーティストにとっては苦痛なのかもしれない。

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2017年11月20日 (月)

smart

東京モーターショーに出ていた smart ( 過去の関連記事 )のコンセプトは、自動運転なのでハンドルどころかブレーキもアクセルも無い。EVだし丸っこいし、デザインも家電の感覚に近くなったようだ。エアインテイクが不要になって間がもたなくなったのだろうか、フロントグリルには絵文字やメッセージが表示される余計な機能を搭載している。

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座席はいわゆるベンチシートのツーシーターで、仲良し同士でなければ乗れないアベックシートのようだ。ドアもガラスで、まさに電子レンジのノリに感じる。チン!

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ちなみに親会社のメルセデスのEVのコンセプトはこんな感じで、まあエレガントだ。それでもやっぱり光の装飾に凝りたいようで、こちらのフロントグリルは運転モードによって光り方が変化するとのこと。( 過去の関連記事

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