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2010年3月

2010年3月31日 (水)

ヘルベチカ

ヘルベチカといえば、欧文書体の王様というか神様。昨年、銀座のギャラリーでヘルベチカ展があって行ったのだけれど、その制作にかけた多大な努力と抜群の完成度、そしてデザイン界のみならず社会への影響力の大きさを改めて感じた。

http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/schedule/g272.html

さてヘルベチカ、実はラテン語で誕生の地であるスイスのものを意味することを知っているだろうか。多言語国家がゆえに多文化に耐えうるユニバーサルな書体が生まれたのかもしれない。

写真は近所のホテルで、おお!ヘルベチカと一瞬思ったのだけれど、よく見るとヘルベチア、同じくラテン語でスイスを意味するらしい。せっかくなので、せめて書体はヘルベチカにしてほしかった。う~ん惜しい。

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2010年3月30日 (火)

ミュージアム巡り20 正統派

今回で3つ目のピナコテーク、Neue Pinakothekは正統派の美術館。18世紀~20世紀初頭にかけての欧州美術がテーマ。古い絵画を見た後に印象派を見ると、例えば筆跡に凝ってみたり色の選択にチャレンジしたりと、様々な新しい試みやアンチテーゼを感じる。

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そして、ウイーン世紀末のクリムトのサインがモダンなので、つい。

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2010年3月29日 (月)

花がいっぱい

花屋さんはもちろん、店先やカフェなど、街には花がいっぱい。寒くて長い冬を耐えてきたからこそ、春のありがたみがひとしお。嬉しくなってくる。

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そして街には人が、というか観光客が、戻ってきた。ついこの間までは閑散としていたマーケットもこのありさま。

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2010年3月27日 (土)

インクといえば

インクと言えばペリカン。なんとインクジェットプリンタのカートリッジも製造していた。しかもCanon向け。日本のプリンタは本体ではなくインクカートリッジによってビジネスが成り立っている傾向が強いので、強烈な特許戦略によってコピー商品を寄せ付けないので有名だが、こちらではどうなんだろうか?値段も本家より3割以上安い。

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2010年3月26日 (金)

ミュージアム巡り19 欧州以外

Staatliches Museum fur Volkerkunde Munchen、いわば民族学博物館、しかもアフリカやアジアなど欧州以外のものばかり。個人的にはかなり興味のある分野なのだけれど、ここミュンヘンで欧州以外にこだわった収集には多少無理があるかな?

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ペルシャで発掘された陶板の色や筆さばきの美しさは、アジアの人種として文化を共有していることを実感させられた。そして下はポリネシアの海の民が使っていた海図、昔ニューヨークの博物館で似たものを見て感動したことを覚えている。竹の骨組みは潮や風の流れを、糸や貝の位置は島を表現している。まさかミュンヘンで出会うとは思わなかった。

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2010年3月25日 (木)

春がきた

突然、春が来た。雪の下に隠れながら虎視眈々とその時を待っていた花たちが、はじける様にそこら中で咲きだした。まさに「奥に秘められたる力を見いだすべし(ワーズワース)」。

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そして街で見かけた自転車にも花が。いや造花か?まあ浮かれる気持ちがわからんでもないが。

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2010年3月24日 (水)

グラフィック建築

フランクフルトで見た建築、シンプルな外観にグラフィック。最近はプロダクト同様に印刷技術の進化によって建築の概念も変わりつつある。このグラフィックパターンは建築家自身によるものだろうか?

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2010年3月23日 (火)

ミュージアム巡り18 プロダクト

フランクフルトのマイン河畔には様々なミュージアムが立ち並ぶ通りがある。その中のひとつがこのMuseum fur Angenwandte Kunstで、実はこれで3回目になる。工芸品が中心なのだけど、家具や電気製品などのプロダクトの展示もあって、見ようによってはとてもおもしろい。しかし何もかも未整理な感じで混沌とした展示なのがもったいない。昔からそうなのだけれど、でもなぜか見に来たくなる魅力がある。

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2010年3月22日 (月)

アウグスブルグ

アウグスブルグは仕事の関係で週一回程度の頻度(車で1時間)で行ってるのだが、旧市街にはなかなか行く機会がない。女性に人気のロマンチック街道で、最大最古の都市らしいのだけれど。ということで先日休日に行ってみた。確かにミュンヘンよりはるかに古く(ローマ時代に遡るらしい)味わいのある街並みは探検心がくすぐられる。石畳や水路もいい感じで歴史を刻み、直線の道が無いせいか坂道が多いせいか、見慣れたはずのドイツの街の風景も違って感じた。

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2010年3月20日 (土)

クールな番組

テレビのプログラムが面白くない、ドイツ語だし。観るのは唯一英語のCNN(ロンドン制作の欧州版だが)とドキュメンタリーチャンネル、そして欧州全域に配信しているEuroNews。実はこのニュースチャンネル、言語はローカライズされているのだけれどキャスターが登場しないで淡々と事実を伝える姿勢がとてもクール。ノーコメントというリアルな映像と音声だけの報道コーナーもあって、やはりクール。写真はその時刻表示なのだけれど時差があるので「分」しか表示していない。とことんクール。

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2010年3月19日 (金)

パッケージデザイン3

英国のグラフィックデザインの質は高い。店で売っている商品のパッケージデザインも、いちいちカッコいい。なんで、ついつい、ちょこちょこ買ってしまう。

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2010年3月18日 (木)

入門許可証

車の排ガス規制で市内中心部、ここミュンヘンでは旧城壁の内側、に入る為には写真のように大きなグリーンの4番ステッカーが必要。例えばイエローの3番ステッカーでは入れない。さながら城内への入門許可証のようなもの。日本で重視されてる車検ステッカーはナンバープレートに小さいのが貼ってあるだけ。

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ちなみに聞くところによると、車を2台所有して夏と冬に乗りわける人は、夏用ナンバーと冬用ナンバー(それぞれ何月から何月と書いてある)を取得して1台分の税金で済ませることができるそうだ。夏はオープンカーで冬は4駆とか?確かに気候の変化が大きいので求められる性能や用途も大きく異なるかもしれない。

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2010年3月17日 (水)

ミュージアム巡り17 門

ミュンヘンの城壁内に入る為には、かつては必ず門をくぐる必要があった。その門がいくつか復元されたものを含めて実際に残っている。アパート近くのSendlingerTorや写真のIsarTorもそのひとつ。ちなみにTorは塔に近い発音だけど門の意味。IsarTorにはミュンヘン出身の国民的喜劇役者(知らないが)のミュージアムValentin Musaumがあって、門の上に登るにはそこに入るしか方法がない。

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2010年3月16日 (火)

ハノーバ

先日ハノーバ(こちらではハノーファと言う)に行ったのだけれど、寒かったせいか街に人っ気や活気がなく、何となく寂しい感じがした。写真はそれぞれ別の場所で撮った建物なのだけど、新しさを強調しようとしたデザインが逆に世紀末的というか、奇をてらった感じがして、やっぱり寂しい感じがした。

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2010年3月15日 (月)

プリミティブ

フエルトを使ったものがとても多いのは地元特産なのだろうか。写真では全く質感が伝わらないのだが、このチェアもフエルトのカバリング。

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そして同じインテリアショップに展示してあったソファのカットモデル。いわゆる伝統的なドイツ家具にカテゴライズされるのだろうけれど、こんなにプリミティブな素材と手法で形を作っているのかと驚いた。藁に糸に竹ひご!

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2010年3月13日 (土)

成型不可能2

でも成型できてるんだな、これが。

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2010年3月12日 (金)

ミュージアム巡り16 シュタイフ

ミュンヘンから車で1時間半のギーンゲンという町、というか村にある、テディベアで有名なシュタイフ社の工場に隣接するSteiff museum。創業者のマーガレット・シュタイフの生家もすぐ近くにある。

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ミュージアムに創業者マーガレットの人形(耳にトレードマークのボタン!)があったのだけれど、彼女の持つテディベアは5センチくらいなのにその完成度の高いこと。

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そのほとんどを手作りにこだわっているシュタイフ社の製作実演もミュージアムでは行っていて、屈強なドイツ人が太い腕でぐいぐいと木屑を詰めていた。

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その横で縫物をしてた女性が使っていた針山もぬいぐるみ。少し残酷に見えるけれど。

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2010年3月11日 (木)

開店時間に入れなかったのだけれども、猫グッズ専門店を見つけた。ウインドウに飾ってあったチェスがなかなかナイス、もちろん敵は犬。ルークの駒が犬小屋なのも微笑ましい。そういえば犬はよく見るのだけれど、猫は見たことがないなあ。こたつで丸くなってるのかな?(3月に入って最低気温が-15℃になるとは思わなかった)

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2010年3月10日 (水)

ミュージアム巡り15 世紀末

近くのウィーンを中心に盛り上がった世紀末芸術(もちろん19世紀末)のアーティストの住居がミュージアムになったミュンヘン郊外のVilla Stuck。建物は古いのだけれど微妙にモダンな内装、例えば写真は床のモザイクだけど、伝統柄のライオンもスタイリッシュ。

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企画展示でインスタレーションもやっていた。世紀末からの蔵書なのだろうか?

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2010年3月 9日 (火)

イースター

イースター(今年は4月4日)はキリストが復活することを祝う復活祭。ドイツではOsternと呼び、東を意味するOstの字がEastと同様使われているだけでなく、調べてみるとゲルマン神話の春の女神のEostreに由来するとのこと。東=陽の昇る方向=春ということか。長い冬を終えて春を迎え、新たな命の芽生えを祝うキリスト教以前からの民衆の信仰と結びついたにちがいない。

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イースターエッグはあまりに有名だけれど、それは命の芽生えの象徴。そして春の訪れの象徴のネコヤナギも、イースターの飾付けとして共に花屋さんで見かけるようになる。そしてなぜかウサギ。写真はLindtのチョコレートだけれど、やはり多産の生命力にあやかろうとしたイースターのイメージキャラクター的存在。置物や図柄などでこの時期は大活躍。

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2010年3月 8日 (月)

スタジアム

サッカーはあまり詳しくないのだけれど、こちらにはFC Bayern Munchenというチームがあり、いつもリーグの首位を争う強さと人気がある。ホームスタジアムは、やはり地元に本社がある世界最大の損保会社のスポンサー名がついたAllianz Areana。写真左下に写っている人から想像してもらうしかないけれどとても大きく、表面は半透明の樹脂(日本製らしい)で覆われていて、よく見ると内部の骨組みが透けて見えている。そしてさらに近寄って見ると、細かいグラデーションのパターンがプリントされていることがわかる。試合のある夜には全体が赤く光り(青や白などに変化する演出もある)異様な存在感がある。

デザインしたのはHerzog & de Meuronというスイスの建築家ユニットで、青山のプラダや北京オリンピックの鳥の巣スタジアムが有名。

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そしてスタジアムの観客席はヤコブセンのスワンチェアをパクったような、でもちゃんとデザインされたもの。

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2010年3月 6日 (土)

ショッピングモール in London

ロンドンで欧州最大と言われるショッピングモールに行った。なるほど基本は3フロアだけど天井が高く空間が広いので建物としてはかなりな大きさになる。映画館(シネコン)やレストラン街(ほとんどが屋外に向いていておしゃれ)などがある複合施設な為か、平日の夜7時過ぎにもかかわらず多くの人でにぎわっている。

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その中の店でアンティークのミシンを一面に並べてディスプレイしているファッションブランドがあった。そのアイディアと努力に拍手。

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2010年3月 5日 (金)

毛深い車 in London

妙に毛深い車と遭遇。グレたキティみたいな顔だけど。拡大してみてください、なんと芝。ロンドンは雨が多いので手入れが楽かもしれないと、妙に納得。

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2010年3月 4日 (木)

ツギハギ in London

古い建物を都合に合わせて、でも丁寧に継いで接(は)いで、結果的にそれなりの風合いになったような事例をロンドンでは数多く見かけた。ちょっと宮崎駿な感じ。

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2010年3月 3日 (水)

ミュージアム巡り14 デザイン

その名もズバリDesign Museum。ロンドンのテムズ河畔にテレンス・コンランの基金でできたミュージアムで、最高のロケーションにある。(交通の便は悪いが)

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残念ながら常設展がイベントでクローズだったのだけれど、偶然にもディータ・ラムスの企画展をやっていた。やはり今の時代、シンプルモダンのムーブメントなのか。Less is boreと揶揄するデザイナーも多いが、やはりLess is moreは時代を超える。

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2010年3月 2日 (火)

白雪姫

写真はディータ・ラムスが若い頃にデザインし「白雪姫の棺」と批評されたことで有名なBraun社オーディオセット。やはりミュージアムの展示で見つけた。今見ても絶妙なバランスや素材の組み合わせは美しい。こちらに来てわかったのだけれど、側板の木はいかにもドイツ的。このオーディオは今でも人気があって、状態の良いものは高額で取引されているとも聞く。

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今では当り前になっているのだが、このオーディオが発売された当時には最先端だった透明度の高いアクリル板を熱で曲げる技術を使っている。実は地元ドイツのグリム兄弟による「白雪姫」に出てくるガラス(!)でできた棺になぞらえた表現を批評家は使ったようだ。童話ではこれによって王子様の目にとまってハッピーエンドにつながるわけだが。なるほど美しいものを見せる為に透明素材を用いるわけで、共に理にかなった発想と言える。

ちなみにディータ・ラムスのグッドデザイン10カ条を参考までに。

Good design is innovative.
Good design makes a product useful.
Good design is aesthetic.
Good design makes a product understandable.
Good design is unobtrusive. (not noticeableの意)
Good design is honest.
Good design is long-lasting.
Good design is thorough down to the last detail.
Good design is environmentally friendly.
Good design is as little design as possible.

もちろん、今でも通用します。

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2010年3月 1日 (月)

湿気らない?

街中で見たパン屋さんの出店。籐のカゴというかカーゴがカッコいい。ところで雪降ってますけど、パン湿気りません?

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