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2011年7月

2011年7月30日 (土)

いかだ

ミュンヘンの中心を流れるイザール川の上流。かなり郊外なので森に囲まれた静かな川辺だ。と、そんな中を騒々しい声がするのでふと見ると、上流から筏(いかだ)に乗った集団がビールを飲みワイワイ騒ぎながら流れてきた。

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おそらくこれは、どこかのビアガーデンが主催する貸切の川下り。丸太を組んだだけの、かなりプリミティブというか素朴な筏だけど、彼らはたぶん何百年もの間これをやってきたのに違いない。

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2011年7月29日 (金)

ミュージアム巡り95 月の石

ネルトリンゲン(Nordlingen)は、アウグスブルグから車で40分ばかり北に走ったところにある中世の街。とりあえずロマンチック街道の一都市となってはいるが、訪れる観光客は多くはない。

そしてここは城壁に囲まれた旧市街の中にある、古い倉庫を改装してつくった Rieskrater Museum リースクレーター博物館。そう、クレーターだ。

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実はこの街のある周辺は古代、隕石の衝突によってできたクレーターなのだ。このことは戦後になって明らかになったとのこと(外部サイトへリンク)。実際に車で小高い丘陵地帯を走っているとスカッとひらけた美しい平原に出るのだけれど、それはクレーターの中に入ったことを意味する。

展示してあったジオラマを見ると、その様子が明らかだ。以前、飛行機から見下ろしたことがあるのだけれど、ネルトリンゲンの旧市街自体もほぼ円形をしていることで有名(写真の赤い円)。これははたして偶然なのだろうか?

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そしてここにはなぜか、アポロが持ち帰った月の石が展示してある。思ったより白くザラザラした質感の岩だ。この地で産出する石材もこの月の石と類似するそうだが、隕石衝突時の温度や圧力が関係しているとのこと。大阪万博(古い!)では大行列だったのに、ここには誰もいない。

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2011年7月28日 (木)

温故知新

古いデザインの中に何か引っ掛かるものを感じたなら、それが新しいものを生み出す大切な要素なのかもしれない。じっくりとそれが何なのかを考えてみてはどうだろうか。これがなかなか普段できないのだけれど。写真はイームズ、半世紀以上前の作品。

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2011年7月27日 (水)

またまたマット

またまたツヤ消しカーをアパートの前で発見。欧州で比較的よく見かけるシビックのハッチバックだけど、ワルそうなマットブラック( 過去の関連記事 )。

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そしてこのグリーンの車もマット、車種はワーゲンのシロッコ。日本と違って渋好みのドイツではカラフルな車はあまり見ないので(国民色の赤以外は)、色だけでもかなり珍しいのに加えて更にマット、目立つのは当り前。近くで見るとルーフがテクスチャーのマットブラックで、ちょっとカッコよかった。

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2011年7月26日 (火)

ミュージアム巡り94 民具

以前バルセロナに行ったとき( 過去の関連記事 )に立ち寄った民俗学博物館 Museu Etnologic では、民具の領域が地域ごとに展示されていた。毎度のことながら時間がなかったので、そしてせっかくなので地元カタルーニャ地方のコーナーを中心に見てまわった。しかしバルセロナという街は、以前書いたように歴史的にも文化的にも重層的なせいか( 過去の関連記事 )、ミュージアムもすごく密集していて見どころ満載だ。

こちらの写真は、どうやって鳴らすかわからないカスタネット。黒いゴムひもなんかは付いてないし、もちろん赤と青でもない。

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この地方では男性が自分で作った髪留めを婚約者にプレゼントする風習があったそうだ。変なものつくったら嫌われるだろうなあ。

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そしてプリミティブなこの農具は、自然のカタチを最大限に利用したデザイン。似たものを日本で見たことがある。昔は誰もがデザイナーだった。

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2011年7月25日 (月)

ボード

スポーツショップの店先にて。これはスケートボードだと思うのだけど、もしかしてスノーボード?肘掛はスキーのようだけど(スポーツとは無縁なもので)。いずれにせよ全て板に乗るスポーツ。ボードスポーツという呼び方があるそうだけど、道具で分類するのは何か管楽器や弦楽器みたいな感じでおもしろい。逆に新しいスポーツを考え出せそうな気がしてくる。

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2011年7月23日 (土)

イタリア食材

知人にイタリア食材の店へ連れて行ってもらった。ミュンヘンの少し町外れにある巨大な倉庫のようなお店で、品揃えが豊富で値段もかなり安い。地理的に近いせいかイタリア料理の店はミュンヘンには多いのだけれど、まさかイタリア語が飛び交うような本格的な専門店があるとは知らなかった。

チーズや惣菜などもすごいのだけれど、何よりパスタが圧巻。変わったところでは写真のように自転車の形をしたものやハート型のもの、中には放送禁止な形のものまで。その他、例えばデチェコのような有名どころのパスタであっても、見たことが無いような種類がたくさんあった。

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これは巨大マカロニ、おそらく一口では食べれない。どんな料理で使うのだろうか?

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これは長さが50センチはあろうかというパスタ。どんな鍋で茹でるのだろうか?よく見ると2つに折ってあるので、実際そのまま茹でると1メートルにはなるはず。

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そして何といっても、延々と続くイタリアワインの棚!ちゃんと産地別に分類されていて、しかも安い。ここは、お気に入りのお店リスト筆頭。

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2011年7月22日 (金)

蜂の豪邸

蜂蜜はバイエルン州の隠れた特産品。我家のテラスのラベンダーにさえ、ちゃんと蜜蜂たちはやってくる。そんな働き者たちの為の立派な集合住宅を、先日紹介したオープンエアミュージアム( 過去の関連記事 )で発見。かなり古いものだそうだけど、妙にグラフィックに凝っていて楽しい。この小屋の内側から蜜を収集できるしくみのようだ。

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2011年7月21日 (木)

鳥の豪邸

かなり大きいけれども、これは鳥の巣箱なのだろうか?だとしたら、すごい豪邸だ。木造三階建てテラス付き、大屋根には風見鶏。

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2011年7月20日 (水)

光るソファ

夜遊び好きのあなたは、もしかすると目にしたことがあるかもしれない光るソファ。少しパリパリした素材感が気になるけれど、エアークッションにLEDを仕込んだだけのシンプルな構造とデザインには好感が持てた。フワフワ系の照明デザインのトレンド( 過去の関連記事 )を、そのままファニチャにした感じだ。もしかすると運送時の環境負荷も低減できるし照明機器を買わなくてもいいので、意外とエコなのかも。

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2011年7月19日 (火)

見えない鎖

元気がよすぎて跳ねまわってしまうせいか、白い馬が鎖で繋がれてしまっている。これでは王子が乗って彼女の元へも行けやしない。高い未婚率の原因は意外とこの鎖にあるのかもしれない。もちろんその多くは目に見えないのだけれども。

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2011年7月18日 (月)

ミュージアム巡り93 自然史

ミュンヘン市内のミュージアムの紹介は久しぶり。結構行き尽くしているのに加えて、複数回紹介するのを避けてた為だ。

ここ自然史博物館 Museum Mensch und Nature は、「人間と自然の歴史としくみ」教室のような、子供たちが学ぶ場としての機能にフォーカスされている。もちろん大人が行っても、ドイツ語さえできれば学ぶことは多いはずである。なぜかニンフェンベルグ城( 過去の関連記事 )という昔の宮殿の一部にひっそり内蔵されているのが不思議だけれど。

中でも気になったのが、始祖鳥の化石。今まで発掘されたものは10個しかなくて、全てここバイエルン産とのこと。これは複製だろうけれど、羽根のカタチまでちゃんと残っているのがわかる。

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そして巨大な地球儀。欧州を見てみると、意外と北欧から英国にかけた北海が浅く、逆に地中海が深いのに驚いた。

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日本はと言うと、やっぱり崖っぷちにあった。がんばれニッポン。

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2011年7月16日 (土)

へたうま

街角のイベントで見かけた子供の落書きだけど、これで十分へたうま的イラストで通用するんじゃないだろうか?いや、これは大人には描けないな。

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2011年7月15日 (金)

十人百色

肌の色も嗜好色もファッションも千差万別の欧州の女性にとって、口紅の好みも十人十色どころではなく十人百色くらいなのかもしれない。色に迷ったら、いっそ好きな数字で選んでみては?

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2011年7月14日 (木)

戦車用

戦車用の標識はドイツ国内では比較的良く見かけるが、実際に一般道を走っている姿は見たことが無い。さぞかし道路が傷むことだろう。最近のハイテク戦車は時速100キロは軽く出るそうだけど、バックミラーに迫ってきたら怖いだろうなあ。逆に追い越したら撃たれたりして。ところで警察は戦車の速度違反を取り締まるのだろうか?

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2011年7月13日 (水)

ミュージアム巡り92 オープンエアー

ミュンヘン郊外のAmerangという村にあるBauernhausmuseumは、オープンエアーの古民家ミュージアム。以前行ったアルプス寄りのもの( 過去の関連記事 )と少し違って、平地にあるためか天気が良かったせいか、とても穏やかな印象だった。その古い建物のひとつは質素で昔風だけど小さなレストランになっていて、料理に畑でとれた花やハーブを添えてあったりして、素敵だった。

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しかし農家の部屋の多くは天井が低く、昼間でもかなり暗い。冬は耐えられないような寒さだったろう。暮らしはきっと、かなり厳しいものだったにちがいないけれど、それでも工夫をして心地よい空間にしようという人々の気持ちを感じた。いつの時代も生活とは、そういうもの。

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2011年7月12日 (火)

電気

電気自動車用の充電スタンド。ドイツ語だけど、これは隣国オーストリアのカーシェアリングシステム。

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カッコいいことも利用促進には重要なファクターかもしれない。車はどんなのだったろうか。ちなみに端の方にレンタルのセグウェイが見える。

CO2排出の議論の先にあったはずの電気も、このところの原発問題で必ずしもサステイナブルとは限らなくなってしまった。聞くところによると、ここオーストリアでは電気会社を選んで契約できるそうで、中には100%自然エネルギーをうたう会社もあるそうだ(値段は高いのだろうか?)。国内に原発は無いけれど、結局ドイツやフランスを含め原発を保有する周辺国から電気を購入している会社がほとんど、とのことだ。

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2011年7月11日 (月)

ムギ

麦はこの時期、種類にもよるけれど収穫の山場を越えようとしている。欧州では、ビールの主原料である大麦はドイツ、パンの主原料である小麦はフランスが収穫量が多いとのこと。ひねくれもののドイツでは(失礼!)、大麦ベースの重たく黒いパンが主流だったり、逆に種類の多いビールの中には小麦で作った白ビール( 過去の関連記事 )があったりする。アウグスブルグ郊外で出会ったこの畑は、どちらかわからないけれど。

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そして食べ物だけでなくクリスマスのオーナメントなどにも利用されていて、麦は広く生活の中で愛されている。

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2011年7月 9日 (土)

ピエロ

街角に立つピエロの足元は、やはりピエロっぽかった。ちょっと歩きにくそうだけど、自然とピエロっぽい歩き方になるのかもしれない。どこに売ってるんだろう、コレ。

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2011年7月 8日 (金)

パーソナルスペース

パリのカフェの中には、極端にテーブルが隣接して窮屈なのがある、にもかかわらずお客さんがぎっしりだったりする。隣の人と互いにパーソナルスペース( 外部サイトへリンク )を侵す距離だけど、何も感じないのだろうか。写真は早朝なので誰もいないけれど。

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そして夕方のセーヌ川も、京都の鴨川状態。カフェほどではないにしろ、やっぱり互いに微妙な距離関係。

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2011年7月 7日 (木)

メトロ

ロンドンでは地下鉄をチューブ( 過去の関連記事 )と呼ぶが、パリではメトロと呼ぶ。車両がかなり小さく、しかもゴムタイヤなので、何となく地下鉄というよりゴトゴト走る地下バスな感じ。

そのメトロの入口の中にはアールヌーボー期の100年モノが現役で、博物館などで単体で見るのと違って違和感無く街と共存して感じた。残念ながら、その数もかなり減ってきているとのこと。

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そしてホームへ通じる通路で見かけた造形は、おそらく狙ったカタチではないだろうけどユニーク。

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イスもミッドセンチュリーっぽくてイイ感じ。

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2011年7月 6日 (水)

old on the new

これは新しい建物に古い駅の表示(看板?)を持ってきてアレンジしたものだそうだ。文字のスペーシングがちょっと気になるけど、とりあえずカッコいい。

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近くのビルにも、その一部がディスプレイしてあった。ネオンと組み合わせて新しい価値が生まれている。

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2011年7月 5日 (火)

猛猫注意

猛犬注意のイタリア版には、いかにもワルそうな犬が描かれていた。

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そしてこれは猫バージョン。注意が必要な猫って、どんなにスゴいの?

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2011年7月 4日 (月)

ミュージアム巡り91 フロストガラス

フロストガラス(すりガラス)の板で表面を覆った建築はズントー(Peter Zumthor ドイツ語ではツムトー)によるもの。近年プリツカーを受賞したスイスの建築家である。

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ここはドイツ-スイス-オーストリアの国境を接するボーデン湖の、オーストリア側の静かな湖畔の街ブレゲンツにあるミュージアム Kunsthaus Bregenz。よく見るとフロストガラスを建築本体から浮かせて、しかも鱗(うろこ)のように重ねて並べているのがわかる。隙間から本体部分を覗き見ることができるかどうかという微妙な配置なので、以前見たパネルで覆われた建築( 過去の関連記事 )で感じたような仮設的印象はあまりない。

内部もフロストガラスを多用した明るい空間になっていて、主にモダンアートや現代建築などを展示している。外からも中からも建築本体の構造体が見えにくいので、つかみどころが無い幻想的な存在に感じるのは狙ったところかもしれない。アートの為の空間としては、この提案は十分機能している。

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階段の天井にもガラスが貼ってあり、それが外からの自然光であることは外から透けて見える構造によって推測できた。

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ちなみにこの夏、サーペンタインギャラリーの名物パビリオンはズムトーとのこと。ロンドンに行かれる方あるいはお住まいの方は、お見逃し無く。( 外部サイトへリンク

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2011年7月 2日 (土)

眩しいほどの花たち

眩しいほどに咲き誇る花たちから元気をもらうのだ。

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2011年7月 1日 (金)

うつろい

カルダーのモビール( 過去の関連記事 )は、その影もまた美しい。単にモノのデザインとしてだけではなく、空気と光と時間のうつろいゆく様を視覚化した環境芸術といえる。

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