機動隊
先日、アパートの近くで極左系団体のデモがあって、警備の為に普通の警官に加えて大柄で屈強な感じのメンバーを集めたような部隊も展開されているのに気付いた。これは、日本で言うところの機動隊だろう。
過激なデモになると、北ドイツの都市で起きる暴動ほどではないにせよ、ミュンヘンでも通りの商店のウインドウが割られたり、路駐の車がボコボコにされたりという騒ぎになるのだけれど、今回は騒々しい(かなり)だけでニュースになるような暴力沙汰はなかったようだ。それでも道路が閉鎖されたこともあって、結局この日は車を出せなかった。
機動隊員はアメフトやホッケーのようなプロテクター、あるいは防弾着を装備している為に、それでなくても大男ばかりなのが更に一回り大きく見える。持っているヘルメットが異様に大きいのにも、何か機能的理由があるのだろう。そしてチームの中に女性がちらほらいるのがドイツ的。誰もがケンカでは負けたことが無いような風貌をしている。
興味深かったのが、デモの参加者をビデオ撮影している警官が何人もいたこと。中には業務用の大がかりな機材で撮影しているチームもあった。きっと何かあった時の証拠としてだけでなく、公安的な情報収集をしているのに違いない。デモ参加者の多くがマフラーなどで顔を覆っているのは、マイナス10度の寒さだけではないようだ。


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