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2012年4月

2012年4月27日 (金)

見晴台

コペンハーゲンの港の小さな公園。ここからは海峡をはさんで遠くスウェーデンが見える。車で来ていれば、橋を渡って行ってこれるのだけれど。

ここで見つけた見晴台は子供用なのだろうか、それにしてはカッコよかった。

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2012年4月26日 (木)

ミュージアム巡り136 海軍

デンマーク王立の海軍博物館 Orlogsmuseet では、帆船時代から近代の海運や海軍の紹介をしている。さすがはバイキングの国、そして海運王国だ。

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特に帆船時代の軍艦の模型の展示と、その道具や戦術などの紹介に力を入れているように感じた。

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上の写真を見ればわかるが、帆船はまるでロープの洪水だ。全ての帆を的確にコントロールする技術は、即ちロープを緻密にハンドリングすることだったに違いない。

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近年にかけての様々な艦船の進化を紹介していた。

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中には原寸大で艦橋を再現したものもあって、迫力万点だった。もちろん中にも入って体験できるようになっている。

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二次大戦では一瞬のうちにドイツに占領され、ノルウェー進攻の足がかりにされた為に、その時代のものはナチの影響を色濃く残している。例えばUボート。当時は基地もあったようで、狭い艦内も同様に原寸で体験できる工夫の展示だった。真っ暗なので、ちょっと失礼してフラッシュを。

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そして近くの港には、リアルな軍艦が並んでいた。

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2012年4月25日 (水)

ミュージアム巡り135 デザインセンター

コペンハーゲンの Danish Design Center は、ちょうど六本木のAXISのような感じの施設。旧市街から少しはずれているせいもあって、近代的な建物だ。中は展示会場に加え、カフェやショップも併設されている。

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常設展示はデンマークのデザインの歴史。パントンチェアのパントンも地元出身で、ヤコブセンの建築事務所に勤めていたとのことだ。

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大好きなケアホルム( 過去の関連記事 )のチェア。こんな色もあったんだ。

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そして木材とアルミの素材対比が今でも美しい、JacobJensenが70年代にデザインしたB&O社のBeomaster。彼のデザインはなぜか好きになれないのだけど、これは一番良いと思う。

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そして企画展では、様々なマテリアルの紹介を展示していた。これは、ロンドンの 100%DESIGN で近年 100%Material のコーナーをディレクションしている Mr. Material こと Chris Lefteri のキュレーションに間違いない。

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やはり土地柄も意識してか、特にスペースを割いていたのがエコ関連だ。PUMA のアレや( 過去の関連記事 )、コカコーラのリサイクルプロジェクトなどの紹介があった。

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2012年4月24日 (火)

ロイヤルコペンハーゲン

ということでロイヤルコペンハーゲン。名前が示すとおり「元」王立の陶磁器メーカーで、隣国ドイツのマイセンとの関係が深いとのことだ。

写真中央に見える風格あるレンガの建物が本店。向かって右の George Jensen、そして一軒おいて左の Illumus Bolighus ( 過去の関連記事 )とは、二階部分で全てつながっていて自由に行き来できるのだけれど、実は両店ともロイヤルコペンハーゲンのグループ会社の傘下なのだ。

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店内は過剰な装飾を避けながらも、大人っぽく上品な空間。

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トレンドの mix & match に乗って、最近では異なった柄を合わせるコーディネイトを展開しているようだ。

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そして店内の壁面を飾る巨大な陶板の色が美しいこと。この青がこの会社の命なのだろう。そして商品同様にアーティストの味わいのある筆さばきも伝わってくる。

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少し雰囲気がちがうけれど、空港の壁面も同社のものだった。

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パッケージに輝く王冠が、王室との関係を誇らしげに語っている(しっかり買ってたりする)。海運で栄えた国の歴史を語る、海を抽象化した波模様もやはり青い色。

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商品は全て手書きなので、裏にはアーティスト(職人)によってサインが書かれている。もちろん青い波模様も。

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2012年4月23日 (月)

ミュージアム巡り134 北欧デザイン

コペンハーゲンにある Kunst Industri Museet 通称デザインミュージアム。デンマークを中心としたスカンジナビアデザインの歴史を展示していて、やっぱり家具のボリュームが大きかった。

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まずは地元の巨匠ケアホルム。数々の名作の中で、実物を見るのは初めての三本脚チェアを見つけた。未来的な造形は、たった2枚のプライウッドを合わせているだけの超シンプル構造で成り立っている。イームズのラウンジチェアと、どっちが先なのだろうか。

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そしてフィンユール( 過去の関連記事 )。曲面の使い方が独特の雰囲気を創り出している。

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日本でなぜか人気のヤコブセンの名作たち。スワンにエッグにアントにセブンなどなど、かなりオリジナルに近いモノばかりなので、マニアにはお薦めだ。

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珍しく脚まで成形合板でできたグランプリチェアと、後に並ぶステルトンのジャーは、もちろん全てヤコブセン。

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やはり珍しい三脚のセブンチェアもあった。

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建築家ポールヘニングセンのデザインした照明は、光の拡散効果と光源が視界に入らない緻密な計算によって生まれた機能美。

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陶磁器のコレクションも充実していて、ロイヤルコペンハーゲンとオランダのデルフトとドイツのマイセンを見比べることができる。

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2012年4月21日 (土)

ゲリラニット

正式に何と呼ぶのだろうか、ゲリラ的に街の公共物にニットを編み込む平和的なストリートアート。おそらく世界中で発生している現象だと思うのだけど、ミュンヘンやその近郊でもでも見られるようになった。中でもこれは大作だ。

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スプレーなどによる落書きベースのストリートアート( 過去の関連記事 )と違って、非暴力的なのがいい。その気になれば、誰でも取り外すことができるわけだし。そして同時に、これは「いとへん系」のアートとも言えるだろう( 過去の関連記事 )。以前、鉄柵に見事に編み込んだものを見たことがあるが、冷たい風景に対するアンチテーゼを主張するかのようで、暖かい気持ちになったことを覚えている。

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2012年4月20日 (金)

心地よいデザイン

持ちあげるとフタがポップアップする調味料入れ。どうやらトレイに秘密があるようだ。今年の iFで金賞を獲っていた。このエクスペリエンスに加えて、シンプルな造形とナチュラルな素材感も心地よいデザインだ。ロゴが余計なのを除いて、だけど。

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2012年4月19日 (木)

レンタロケット

ミュンヘン空港に最近出現した広告塔は、SIXTという大手レンタカー会社のもの( 過去の関連記事 )。そのうちロケットも借りて乗って行ける時代が来るという意味のだろうか、空港に置いてあるところに何かメッセージがあるのだろう。タンタンのロケットに似ているけれど( 過去の関連記事 )、色はレンタカー会社のコーポレイトカラーだ。

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2012年4月18日 (水)

Say goodbye to Munich

突然ですが、今夜のフライトで日本に帰国します。約2年半、ミュンヘンを中心とした生活と仕事で得た事は多く、その経験のほんの一部でもブログを通じてシェアできればとの当初の想いは、果たして皆様には届いたでしょうか?

欧州との関わりは仕事の関係でまだまだ続くので、ブログは当面続けてみようと思ってます。今までどおりのペースでアップデイトはできないかもしれませんが、時々のぞいてみてください。

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2012年4月17日 (火)

イルムス その2

前回のイルムスの記事( 過去の関連記事 )に書いた本家コペンハーゲン店のVIはこんな感じ。写真は表裏でグラフィックが異なるビニール袋と、カタログに載っていた同じパターンを展開した包装紙のパッケージ。日本のイルムスはいかにもな色使いだったのを記憶しているが、こちらはモダン、されどナチュラル、しかも大人っぽい。

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2012年4月16日 (月)

イルムス

コペンハーゲンにあるイルムスに行ってきた。正式には Illums Bolighus と言って、西武と業務提携してできた日本のイルムスとは名前もVIデザインも異なっている。

古い建築を改装した店内は天窓のおかげもあって明るく、開放的だ。そして自然素材を生かしたナチュラルなインテリアが、心地よい空間を創り出していた。

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そしてもちろん、4フロア全てが家具や照明、雑貨や食器といったインテリア関連商品。しかもイルムスのコンセプトと審美眼で選び抜かれた、言わば巨大なセレクトショップだ。

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見て回ってすぐに気付くのが、独特のカラーコーディネイト。日本の感覚からすると派手なのかもしれないが、決して刺激的という感じではなく、むしろ穏やかで朗らかな生活に溶け込むような色合いだ。自然素材との相性も良く、これがスカンジナビアのデザインなのだろう。

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家具もかなりの数の品揃えだった。かなり古いモデルであっても、ちゃんと今風のアレンジを加えて現役で売られている。例えばフィンユールのペリカンチェア、確か戦前とかの時代の作品じゃなかったろうか。初めて座ってみたけれど、座面が低く、上に向かって開放していく形が驚くほどに心地よかった。

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そして照明のフロアでは、世界そして歴史の名作の数々に混ざって後輩の作品を見つけた。チョコレートが電球の熱で溶けていくイメージの、どちらかというとダッチデザイン的なウイットを感じるデザイン。溶ける前後でツヤが違うところが芸が細かい。いいぞ、がんばれ。

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2012年4月14日 (土)

すし詰め

雑貨店の階段の手すりに、女の子たちがすし詰め状態になっていた。一番下の子はかわいそうなことになっているけれど、大丈夫か?

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2012年4月13日 (金)

ミュージアム巡り133 チェコの建築

プラハ旧市街にある古い教会の敷地内に、なぜか隣接して建築関連の学校があり、その一部がギャラリーとして公開されていたので覗いてみた。

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建物は、教会ほどではないにせよ古く歴史を感じる。しかし内部はていねいにリノベイトされ、きれいな空間になっていた。

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チェコは建築に力を入れているのだろうか( 過去の関連記事 )、ここでも様々な提案事例や模型が紹介されていた。

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2012年4月12日 (木)

再生紙の表現

再生紙を使ったペーパーモールディング( 過去の関連記事 )の技術も進化しているようで、かなり繊細な表現も可能になっている。これから様々なものに応用が広がっていく予感がする。

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最近見たものでは、3D壁紙というものがある。音響効果も計算しているとのことだ。

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ハンドメイドのオブジェも、様々なものを目にするようになった。

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そしてちょっと毛色の違うものとしては、この積層された古紙をカットして使うもの。ミラノサローネでも展示があったのを記憶している。

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2012年4月11日 (水)

グラスシーリング

ユニークな造形の建築は、文字通り全面ガラス。最上階の天井はやっぱりグラスシーリングで、部屋から青空が見えるのだろうか( 過去の関連記事 )。

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2012年4月10日 (火)

ミュージアム巡り132 チェコの農業

珍しく農業をテーマにした博物館 Narodni zemedelske muzeum が、先に紹介したプラハの技術博物館( 過去の関連記事 )の隣りにあった。建物は二次大戦中にナチに接収され、部隊が駐留していたとのことだ。

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残念ながらガイドツアーの予約が基本のようで、公開されていた1階のトラクターのフロアだけを見て回った。

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トラクターのマニアにはたまらないであろう数のコレクション。農家の方々がいかに土と格闘してきたかが伝わってくる展示だった。

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2012年4月 9日 (月)

ミュージアム巡り131 チェコの技術

プラハにある技術博物館 Narodni Technicke Muzeum は、内装をリニューアルしたばかりとのことで、古いモノの展示が多い博物館にありがちな陰鬱(いんうつ)な印象が無く、見て回っていて心地よかった。

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チェコならではの技術や国産メーカーなどがさっぱりわからないので、文脈を無視した表層的な観察しかできなかったけれど、車や飛行機、汽車といった乗物系の展示もかなり充実していて、なかなか見ごたえがあった。

この車なんか、ハンチング帽をかぶった感じでカッコいい。

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このバイクはエンジンの都合なのだろうか、後輪の上にシートがある。

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建築や機械などの展示もあったけれど、珍しかったのが印刷のフロア。かなりのスペースを使って様々な印刷機械などを展示していた。

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2012年4月 7日 (土)

ディテイルのこだわり

家の角の造形処理に、大工さんのディテイルへのこだわりを感じた。

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もしかすると、車が曲がる際に擦っていくので仕方なくRで削ったのかもしれないと、今思った。

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2012年4月 6日 (金)

木目

木目のソファ。固いはずの素材が柔らかいという、感覚のギャップを意図してデザインしたのだろう。

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2012年4月 5日 (木)

隈取

歌舞伎の隈取を連想する顔の車は、OPELのEV車。各社、エコカーの顔づくりには苦労をしている様子。

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2012年4月 4日 (水)

ミュージアム巡り130 羊と鐘とビール

ミュンヘン郊外の Erding という街にある、小さな郷土博物館 Museum Erding。受付のボランティアの学生が黙々と勉強しているだけで、誰もいない静かな空間。

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ここはかつて羊毛産業が盛んだったようで、巨大な毛玉が浮かんでいた。確かに、このあたりでは今でも羊をやたらと見る( 過去の関連記事 )。

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そしてなぜか、ここでは鐘の鋳造も栄えた様子。当然、今では需用は無いだろう。

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そして ERDINGERのビール!これはちょっと有名。歴代のラベルが展示してあった。

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2012年4月 3日 (火)

キックボード

キックボードは、日本ではまだ見るのだろうか。こちらでは現役で、実用品としてスーツ着たおじさんや、スカートをはいた女性までが平気で使っている。電車に折り畳んで持ち込む人も、よく見かける。

そしてこの写真は、そのキックボードとキャスターバッグを足したようなもの。

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これで空港なんかでスイーと駆け抜ける、なんて人がいるわけ無いと思うじゃないですか。ところが普通にいるんですね、そういう人がドイツには。これは何だろう、合理的なものは正しいという信念があるというか、良いと信じた事は人目を気にせず実行するというか。ちょうど、ケータイをハンズフリーで独り言(独り叫びもよく見る)のように通話する人が多いのと同じ理屈かもしれない。

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2012年4月 2日 (月)

壁のコサージュ

入学式や入社式などで、コサージュをした女性を目にすることの多い季節になった。というわけではないけれど、こちらは壁のコサージュ。服に花を飾りたいと思う気持ちが理解できない男性には、おそらくこれも理解できないのだろうか。ちなみにこれは、かなりでかい。

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