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2012年10月

2012年10月29日 (月)

ミュージアム巡り141 ウイリアム・モリス

久しぶりのミュージアム巡りは、ロンドン郊外の Walthamstow という街にある、英国デザインの父ともいうべきウイリアム・モリス( 過去の関連記事 )が幼少期をすごした邸宅 William Morris Gallery だ。最近リノベイトされたのを知っていたが、ちょっとこぎれいにしすぎた感があるのが残念。

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19世紀の産業革命による工業化の反動があったのだろう、モリスは自然に根ざした美を生活に取り戻そうと、グラフィックやインテリアなど様々な分野で活動をした。しかも単に伝統を守る形ではなく新しいスタイルをデザインしたことが、後のアーツ&クラフツや日本の民藝運動の潮流につながっていった( 過去の関連記事 )。下の展示は、左が当時のスタイルで、右がモリスの提案。

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ファブリックのグラフィックは有名で数知れない( 過去の関連記事 )。これはその版木のひとつ。

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ミュージアムに併設するカフェは新しく、それでもガラス張り天井の南に面する部分には、日よけを兼ねたモリスのグラフィックパターンがプリントされたあった。

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裏手は広い公園になっていて、なるほど工業化する社会への警鐘を鳴らすモチベーションは身近にあったんだなと、妙に納得できた。

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2012年10月26日 (金)

50周年その2: Rolling Stones

もうひとつの50周年はストーンズ。ここロンドンでは来月に記念コンサートがあるとのことで、やはりあちこちで宣伝されている。

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市内では関連イベントもいろいろある様子なので、お好きな方は是非。それにしても70前後の年齢で依然はじけているのは、私も見習わないと。

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2012年10月24日 (水)

50周年その1: 007

007は50周年の記念作とのことで、USよりも早くUKで今週封切りになるそうだ。地元ロンドンも舞台として出てくるからなのだろうか、広告にも熱が入っているようだ。

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街ではビルボードだけでなく、ダブルデッカー( 過去の関連記事 )の側面や地下鉄構内の壁面には巨大ポスターが。みんな観るのかなあ。

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2012年10月22日 (月)

祭りのあと

ロンドンのオリンピックスタジアムを見てきた。最寄りの駅周辺はオリンピックを機にできた巨大ショッピングモールになっていて賑わっていたが、すぐ横にあるスタジアム周辺は立ち入り禁止で、工事現場のような状況だった。

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一般公開に向けて整備しているのだろうけど、夏のお祭り騒ぎの象徴的なシーンをTVでしか見てないので、この荒涼たる様は少しショックだった。ザハハディッドの建築なんか、壁が剥がされているし。

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そしてこの奇妙なオブジェのようなデザインのタワーは、周囲の廃墟的な雰囲気を更に強調している気がする。真っ先に壊してほしいところだけれど、残すのだろうか。

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2012年10月21日 (日)

地下空間

ロンドンの地下鉄( 過去の関連記事 )の駅は古いものが多いが、中には新しいものもある。

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妙に深いところにあるこの駅は、巨大なシャフト空間に鉄骨のやぐらを建てた感じの構造で、エスカレーターや階段が機能的に組み込まれている。やればできるじゃん、どうして古いまま放置している駅ばかりなんだろう。

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2012年10月18日 (木)

グラフィカル

グラフィカルなスツールは、かなり大きく重たい樹脂製。今の時代に一体どうなんだろうかとは思うけれど、まあカッコいいので良しとしようではないか。

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2012年10月15日 (月)

きのこ

このキノコの置物たちは、木の質感を生かした素敵なクラフトワーク。日本のものに見えるけれど、北欧で見かけた地のモノ。ひとつ選ぶというよりは、ごっそり全部いただきたい。

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そして、これはエノキ?いえいえ、なんとスツールのようですよ(詳しい方、教えてください)。

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2012年10月11日 (木)

価値創造

異なるCMFの組み合わせによる、新しい価値創造。ややもするとカジュアルになりがちなマテリアルミックスが、ぐっとモダンでスタイリッシュに仕上がっている。老舗であったとしても進化を忘れることは許されない、こちらはおフランスのトップブランド CELINE。

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2012年10月 7日 (日)

ベルギービール

ところでベルギーはビールも有名。昨年に訪れる機会があったのだけど( 過去の関連記事 )、ものすごい種類の瓶ビールが流通していて、バーやレストランでは選択に悩んでしまうほどだった。しかもそれぞれが強烈な個性を持っているので、残念ながらハズレも多いというか、ドイツビールに麻痺してしまった私の体にフィットしたものに出会うことがなかった。

そして写真は横浜にある日本では珍しいベルギービールをウリにした店だ。味はさておき、ラベルのデザインを見ているだけでもおもしろい。

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そして天井の照明もビール瓶。こういうのについ凝ってしまうのは、日本人のサガなのだろうか?( 過去の関連記事

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2012年10月 3日 (水)

キソイ

隣り同士で個性を競い合っているかのように、それぞれ異なった三角屋根の意匠。

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面白いことに、同じドイツ国内であっても街によって特徴が異なっているし、国境を超えるとまた更に違っていく。本人にとっては隣りの人と競うことで精いっぱいな感じなのが、まるでガラパゴスと揶揄される日本の家電製品の話にも聞こえる。いずれにせよ「キソイ」が文化の原点というのは、決して間違いではないようだ。ちなみに下の写真は隣国ベルギー( 過去の関連記事 )。

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2012年10月 1日 (月)

渦巻

渦巻は、古来より使われてきた人類共通の模様だ。写真は古代エジプトの石彫だけど、日本でも縄文土器で多用された。この模様を水に見立てると、昨年の津波や荒れ狂う河川などに見られるような無慈悲な破壊力を連想するが、植物の蔓や蛇などの生物の抽象と見ると、生き生きとした命の躍動にも見てとれる。いずれにしても内在する力の表現、あるいは自然に対する畏敬の念なのだろう。( 過去の関連記事

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