« パーティ | トップページ | まだまだ現役 »

2015年12月30日 (水)

ミュージアム巡り167 モーリス・ドニ

ナビ派というゴーギャンの影響を強く受けた画派があって、代表的な画家は、御存知だろうか Maurice Denis モーリス・ドニだ。ボナール( 過去の関連記事 )やマティス( 過去の関連記事 )とほぼ同年代で、互いに影響を受けているとのことだ。

パリ郊外の住宅地、Saint-Germain-en-Laye サンジェルマン・アン・レーに、彼のアトリエを使ったミュージアムがあるというので行ってみたら、ものすごく立派な屋敷なので驚いた。

Dsc05023_r

高い天井にテラコッタのタイルの床。かつての修道院を改修して住んでいたとのことだけど、家族だけで住んでたというよりは画派の仲間たちの集うサロン的な場所だったのかもしれない。

Dsc05041_r

モーリス・ドニ本人を含め、ナビ派の作品はどれも独特の空気感が漂っている。平面的で抽象的、宗教的で装飾的。ウィーン世紀末のアートやアールヌーボーなどに通ずるテイストを感じるのは、やはりそういう時代だったのだろうか。

Dsc05028_r

なので当然のようにステンドグラスの作品も多い。平面構成の表現にはぴったりだ。

Dsc05024_r

そしてここには、モーリス・ドニと仲間たちが作ったという自作の礼拝堂がある。壁画や彫刻、ステンドグラスなど主な装飾は全て彼らの作品だ。

Dsc05030_r

写実を嫌ったという割には絵がうまい。デッザンがしっかりしている感じがする。

Dsc05032_r

Dsc05034_r

ステンドグラスにはサインなのだろうか、モーリス・ドニの名前が刻されていた。

Dsc05035_r


« パーティ | トップページ | まだまだ現役 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/546413/61920745

この記事へのトラックバック一覧です: ミュージアム巡り167 モーリス・ドニ:

« パーティ | トップページ | まだまだ現役 »