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2018年3月 7日 (水)

羊の皮

紙のように筆記に使う羊の皮を羊皮紙(ようひし)と呼ぶけれど、Wikiによると正確には紙ではないそうだ。まあ、そりゃそうか。そして英語ではベラム vellum と言うけれど、デザイナーにはおなじみのベラム紙はベラムのように上質で堅牢な紙が由来であって、もちろん羊皮紙ではない。こういう素材は紙の材料が無い地域で発達したのか、あるいはそれ以上に羊が身近に大量にいたということなのか( 過去の関連記事 )。少なくとも日本の歴史には出てこないし、我々には馴染みがない。

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もともと羊皮紙は大切な書類や、聖書のような重要な書物に用いられることが多いのだけど、こちらの写真のものは楽譜。もしかすると、讃美歌のような尊いコンテンツの楽譜だったのかもしれない。レストランの壁面に無造作に飾られていたものだけど、保存状態が悪いせいか反りまくっていた。それでも数百年前の手書きの筆触は、今でも見る人の心を打つ何かを持っている。

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