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2018年5月 2日 (水)

ちゃぶ台

昨年見たマティスの絵に、ちゃぶ台のようなものが描かれていた。Wikiによると日本のちゃぶ台は、明治時代に階級社会が崩壊してから普及したとのこと。確かに一家団欒(だんらん)の象徴としてイメージできるように、家長も女性も子供も同じ食卓で食事をするのは、それまでの時代ではありえなかったのかもしれない。一方でマティスは明治元年生まれということなので、場所こそ違えど時代的には符合している。ここはひとつ、描かれているのは日本からヨーロッパへ輸出されたものである説を唱えてみたい。

描かれた女性も床座をしていて、黒髪のせいか東洋的に見えるのも、もちろん作家の意図したことだろう。服のグリーンと手にしたレモンの黄色の組み合わせにも、何か強いメッセージを感じる。

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別の機会に撮ったこのマティスのドローイングも、実に彼らしいすっきりした表現だけど、この女性も何とも魅力的に描かれている。そして東洋的にすら感じるのは、私の気のせいだろうか。( 過去の関連記事

Dsc08110_r


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