2017年12月 4日 (月)

try again

デンマークのデザイン事務所から頂いたキャンバスのトートバッグには、Screw up. Learn. Try again. と書いてあった。なるほど、失敗はOK、むしろ失敗を繰り返さないと成長はないというメッセージ。うん、勇気をもらえた気がする。Try again!

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2017年11月15日 (水)

装飾

機能優先であろう道具類を模様で装飾するというのは、どういう意味があったのだろうか( 過去の関連記事 )。フランスの博物館で見つけた手前の道具が気になって、そこに書かれた説明をあとで調べてみると、どうやら葉巻の端を切ったりする道具のようだ。なるほど、生活する環境で身近に置いて使うものであれば、装飾したくなるのもわかる気がする。

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建築を考えてみると、何かを模した模様や装飾的な様式に長い間支配されてきたスタイルが、バウハウスのミースやコルビュジェたちによって破壊されてモダンなスタイルに至ったのは、つい最近のことだ( 過去の関連記事 )。インテリアデザインも同様に、かつては壁画や壁紙、レリーフやこて絵などで覆われていて、何もない「間」を見つけることが困難なほど室内は装飾にあふれていた。そう考えると、彼らの建築が世に出た時のインパクトはさぞかし強烈だったにちがいない。

実はモダンなプロダクトデザインが生まれたのも、そういった建築やインテリアの脱装飾的な流れの上にあって、つい最近のことだった。決して工業製品の大量生産に適した合理化といった必然の結果だけではない文化的文脈が、そこにはあるはずだ。

そういう視点でこれをみるとどうか?ペンチなどの工具のように見えるけども、もしかしてツメ切りなのかな?唐草の生命力を借りた破断力の表現なのかもしれない。この文脈のまま現代のデザインが継続していたらと想像すると、ちょっと怖いけれども興味深い。更には縄文から弥生にかけて起きたであろう変革が無く、それが現代まで継続していたことさえ夢想してみたくなる、そんな秋の夜長である。

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2017年11月 1日 (水)

ノーベル

今年もストックホルムでノーベル賞の発表があったが、残念ながら日本人の受賞は無かった。それでもカズオ・イシグロの文学賞受賞は話題になったし、個人的にもうれしかった。近く授賞式があるので、彼のスピーチが楽しみだ。

ノーベル賞は、ご存知の通りダイナマイトを発明したノーベルが、巨万の富を得たことを揶揄され死の商人呼ばわりされたことから悩んだ結果、遺産を人類に貢献した人に分配するという主旨の遺言を残したことから始まっている。そんなノーベルのミュージアムに行ってきたという方から、紅茶のお土産を頂いた。

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この紅茶とノーベルにどういう関係が?と思ったら解説に、仕事で世界各地を飛び回っていたということで、その滞在先のテイストをブレンドした茶葉であるとのことだった。なるほど、その手があったか、いろいろ考えるなあ。

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2017年10月27日 (金)

ハロウィン

10月31日はハロウィン。もともと古代ローマ時代のケルトの呪術的風習がベースになっていると聞く。秋の収穫を祝い、悪霊を退散させて一年を締めくくる。素敵じゃないですか。欧州では今でもひっそりとした風習として残っている反面、アメリカで大衆イベント化したのが、今の日本に入ってきていると推測される。

前は都内でもそんな騒ぎは無かったけれど、最近では商業的キャンペーンやイベントが異常に増殖してきて、さながらハロウィーン祭りの様相となっている。特にハロウィン当日に街中で仮装して気が狂ったかのように騒ぐ若造たちは、処罰の対象にしてもらいたいものだと心から願っている。何が彼らをそうさせるのか。もしかして悪霊?

さすがに騒ぐだけ騒いだ後のゴミの山をギルティに感じたのだろうか、後始末のアイディアをひねり出したようだ。カボチャが積んであるイメージから想起したのにちがいない。これはイイね。ゴミが無い方がもっといいけど。

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2017年10月13日 (金)

ランチボックス

アメリカで見つけたこれは、ランチボックスかと思いきやシガーのパッケージだ。籐を編んだバスケットを模しているということは、元々そういう素材のパッケージだったのだろうか?

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そしてこれは女性用シガーということなのか、ハンドバッグを模しているようだ。

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おお、これはカッコいい。コレクターが多いのもうなずける。

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緑ガメ?いやウミガメということで、もしかすると葉巻の産地であるキューバをイメージしたのかもしれない。

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そうそう、やっぱりランチボックスはこれね。使用後のシガーの空き缶では、子供にはあまりにもタバコ臭いと問題になったのかもしれない。( 過去の関連記事

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2017年9月25日 (月)

ピルケース

ドイツ語で曜日が書いてあるこれは、毎日の薬の飲み忘れが無いようにとの配慮をしたピルケースで、壁にも固定できるようになっている。古いものらしく、金属のプレスでできているところが逆にカッコいい。欧州では粉薬というものがほぼ無くタブレット中心なので( 過去の関連記事 )、こういうものが成り立つのかもしれない。

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2017年9月11日 (月)

LEXON

LEXONは、自らデザイナーでもある René Adda ルネ・アダによってフランスで立ち上がったブランド。グローバル展開しているので、おしゃれな雑貨屋さんや文具店などで目にしたことがある方も多いと思う。彼は大御所から若手まで数十人ものデザイナーとのネットワークを築いて、ビジュアル的にキャッチーなデザイン雑貨をプロデュースしている。ちょっとブームが去った感があるけれど、今でもコツコツ新作を発表していて、こちらは日本人デザイナー小林幹也によるもの。

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これはラジオ付きワイヤレスBluetoothスピーカーということで、よく見ると(よく見ないとわからない)スイッチが仕組まれている。カッコいいから良し、とするコンセプトも嫌いじゃない。操作頻度もあるけれど、ともあれ操作性より審美性にプライオリティを置くユーザーも少なくない時代だから。

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2017年8月23日 (水)

グミベアー

都内で唐突に遭遇したベアー。全然かわいくないというか、むしろ怖い。警視庁の黄色いマスコットって、こんなじゃなかったっけ。

これはドイツのグミ、HARIBO( 過去の関連記事 )のキャラクターのようで、そういえばパッケージにこんなイラストが描かれていたような気がする。それにしても同じドイツ製のシュタイフのテディベア( 過去の関連記事 )が、あんなに質の高いかわいさなのに対して何なんだ、このていたらくは。

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2017年8月14日 (月)

ミュージアム巡り192 Levi's

ジーンズの Levi's は、ゴールドラッシュの最中に労働者向けのパンツをサンフランシスコで製造販売したのが始まりだそうだ。創業の Levi Strauss さんは、その名前からもイメージできるようにドイツ移民で、ニュルンベルクの北にある彼の生家は今ではミュージアムになっているそうだ。

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本社はやはりゴールドラッシュに沸いたサンフランシスコにあって、この春たまたまその建物の前にあるデザイン事務所を訪問したついでに立ち寄った。

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ロビーにはショップやカスタマイズのワークショップもあって、今風のクラフテッドなテイストだった。

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そしてここにはちょっとしたミュージアムもあって、その展示の目玉はアンティークのジーンズだった。こちらはボロボロのカーキ。

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そして初期の頃のジージャン(って今でも言うのかな?)、とは言っても確か二次大戦の頃だったはず。

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通常ジーンズを染める工程では大量の水を使うのだけど、ここはカリフォルニア、水の消費を抑えることは企業の美徳とのことで、その技術をアピールしていた。

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ところで、柳本浩市のコレクションを見に行った時に Levi's の商品ラベルを見つけた。いかにも古き良きアメリカンな感じなのは、狙ってコントロールしたものなんだろう。

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2017年8月 9日 (水)

赤べこ

Arla というのは欧州ではチーズやヨーグルトでよく目にするデンマークの乳製品ブランドで、日本で言うと雪印的な存在。EUからの乳製品は関税撤廃の方向らしいので、日本のスーパーでもよく見かけるようになるのかもしれない。

このArla のキャラクターは、たまたま柳本浩市コレクションを見ていた時に棚の中で発見したもの。どうやら昔は赤い牛がトレードマークだったようだ。なるほどデンマークの国旗と同じ愛国のカラーリングだったのが、会社のグローバライズによってノーマライズしていったということなのかもしれない。

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日本では赤毛の牛というのは食用という印象があるけれど、欧米ではどうなのだろうか。まさか東北の「赤べこ」からインスパイア、なんてことは無いだろうけれど。写真は共に都内にて。

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