2017年11月20日 (月)

smart

東京モーターショーに出ていた smart ( 過去の関連記事 )のコンセプトは、自動運転なのでハンドルどころかブレーキもアクセルも無い。EVだし丸っこいし、デザインも家電の感覚に近くなったようだ。エアインテイクが不要になって間がもたなくなったのだろうか、フロントグリルには絵文字やメッセージが表示される余計な機能を搭載している。

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座席はいわゆるベンチシートのツーシーターで、仲良し同士でなければ乗れないアベックシートのようだ。ドアもガラスで、まさに電子レンジのノリに感じる。チン!

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ちなみに親会社のメルセデスのEVのコンセプトはこんな感じで、まあエレガントだ。それでもやっぱり光の装飾に凝りたいようで、こちらのフロントグリルは運転モードによって光り方が変化するとのこと。( 過去の関連記事

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2017年7月31日 (月)

彼らは空からやってくる

これは一次大戦中の空襲に備える告知板。英国のもので、襲ってくる敵はドーバー海峡を越えてやってくるドイツ軍、しかも飛行船や複葉機という時代。こんな機影を覚えろって言われてもねえ、大変な時代だったんだなあ。( 過去の関連記事

その後の二次大戦では更に飛行機が進化して、ドイツ軍は英国に対する怒涛の無差別空爆 the Britz によって数万人の命と、ロンドン市内の3分の1の建物を破壊したと言われている。以前書いたバービカンセンター周辺も、爆撃で焼野原になった地域の再開発事業だった( 過去の関連記事 )。そう言えば、昨年のブラピ主演の映画 Allied (邦題はなぜか、マリアンヌ。。。)でも、そういった空襲下の街のシーンが出てきたっけ。最近は日本周辺でさえロケットの飛び交う情勢になりつつあるけれど、やっぱり平和が一番、暴力反対。

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2017年7月26日 (水)

道具としてのトラクター

なぜかトラクターが昔から気になっている。大きなタイヤにグッとくるし( 過去の関連記事 )、働く車として機能最優先のカタチが、純粋に道具的でカッコいいと思う。そんなわけで図鑑も持ってたりするのだけど、この表紙はJohn Deere社のトラクター。

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そして写真のダイキャスト製トラクターを入手したのは20年ほど前で、その時には既にアンティークだった。マサチューセッツ州の田舎街で立ち寄った店で見つけたもので、赤い色がたまらない。シュツットガルトのポルシェミュージアムにも赤いトラクターが展示してあったのを思い出す( 過去の関連記事 )。

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そしてネットのオークションで買ったトラクターは、何と素材は木質のMDF成形品。ボロボロだけど小さくてカワイイ。

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そしてこちらは、フェラーリのデザイナーだった奥山さんがデザインしたヤンマーのトラクター。あたかもロボットにトランスフォームしそうな風貌で、道具としての機能感とは異なる新しい価値づくりの意図を感じるけれど、これはイメチェン真っ最中のヤンマーのブランド施策の一環らしい。( もうひとつのブログから

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2017年5月31日 (水)

消防車たち

消防車にワクワクするのは子供だけではない( 過去の関連記事 )。こちらはフランスの古都、オルレアンで見た消防車たち。このヘッドギアのような補強フレームは、どういう機能的効果があるのだろうか。ちなみに地元のルノー製。

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こちらは黄色のゼブラ模様が激しい特殊車両( 過去の関連記事 )。

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以前、パリのマレ地区に泊まった時( 過去の関連記事 )のホテルの目の前が、フロントの男性いわくナポレオン時代に作られたフランス最古の消防署とのこと。なので伝統的にパリの消防署だけはフランス軍に属しているらしい。

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そんな事情もあって、ここはかつての城壁の中に相当する場所に位置している。たまたま扉が開いたので中をのぞくと、こんな感じだった。小さい出入口スレスレの大きな消防車が、何度か切り返しながら苦労しながら出動していった。

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そしてアメリカ。やっぱり大きい。パキパキしたガサツな作りや紅白の華やかなカラーリングも、やっぱりアメリカンな感じ。

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ちなみに日本はこちら。なぜかかわいく感じるのは、小振りなサイズだけではないと思う。

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2017年4月10日 (月)

薄いタイヤ

これは薄いタイヤだ。乗り心地よりもコーナリングやブレーキングを優先したスポーツカーの証し、なのだろうけれど、何より見た目がカッコいいのはなぜだろう。黒いゴムが大きいと確かにもっさり見えるかもしれない。ゴムの比率が小さくなると、より金属ホイールが目立ってマシンな感じに見えるからかな?バランスって大切だ。

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2017年3月27日 (月)

グラマン

ユナイテッド航空がらみでもうひとつ。シカゴのオヘア空港はユナイテッドのハブ空港で、ターミナルは独特の機能感あふれるスタイルとなっている。

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まるで機械や飛行機の構造体のような鉄骨むき出しの建築で、80年代のトレンドというか当時の意気込みのようなもの感じる。実は自分が初めて降り立った海外の空港がここで、NYへ向かう国内線はまさにこのターミナルだった。当時は完成したてで話題になっていたことを思い出す。

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この空港は二次大戦で活躍した O'Hare という英雄パイロットの名前にちなんだそうで、彼が乗っていたものと同型のグラマンの艦載機ワイルドキャットが空港の一画に展示してあった。昨年行ったスミソニアン博物館にも展示してあったものだ( 過去の関連記事 )。そこではユナイテッドのパイロットとおぼしき人がひとり、その解説を読んでいた。

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そしてグラマンと言えば、意外にも消防車や商用トラックなんかもつくっている。たまたまサンフランシスコ市内で見かけたこのUPSのトラックも、やはりグラマン製だ。いったい、いつのデザインなんだろうか、これは。

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2017年3月22日 (水)

ユナイテッド

ユナイテッド航空のアメリカ国内線に最近何度か乗ることがあったのだけど、機内のサービスは徹底的に簡略化されていて、例えばテレビ用の画面やヘッドホン端子の装備が無い代わりに各自の持ってるスマホのWiFiをつなげて番組を見ろ、というものになっていた。座席のポケットにはそのためにということで厚紙の組み立てスタンドが入っていた。もっとも、使ってる人を見なかったけれど。

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ユナイテッド航空といえば、ソール・バスのデザインしたUを形どったロゴが長年親しまれてきたが、数年前にコンチネンタル航空と合併してユナイテッドの名前は残ったもののロゴ、というかシンボルマークなのかなこれは、がコンチネンタルのものにまんま変わってしまった。例の目がクラクラするやつだ。

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そしてフランス人でアメリカで活躍した元祖工業デザイナー、レイモンドローウィがデザインした機体カラーリングも、何やら今風のすっきりスマートなテイストになってしまっていた。これもある意味で残念。

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2016年12月26日 (月)

旅立ち

歳の瀬も迫ってきて、帰省や旅行で旅立つ方も多いのではないだろうか。先日通りかかった丸の内の RIMOWA リモア旗艦店のショーウインドウでは、そんなシーズンをイメージする展示がしてあった。最近、リモアの直営店舗があちこちに増えたような気がする。

リモアのスーツケースって何個も持ってるけど、全てペラペラのポリカーボネイト樹脂の安物というか軽量のものばかりだ。ジュラルミンだと倍くらいの値段がするのに加え、日本の直営店では高級仕様のものばかりを揃えて、本来のドイツ製品らしい実用品としての価値とは別のところでブランドづくりをしているように感じるのが残念だ。

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ところで、このアルミに波板状のリブを加えて強度を上げるという技術は、例えばこのドイツ博物館( 過去の関連記事 )で見た初期のユンカースの機体でも用いられていて、20世紀初頭では最先端のCMFだったに違いない( 過去の関連記事 )。今では高性能な素材が色々あるので、もはや記号的なイメージとして残されているにすぎないけれど、それでも長らく我々の感覚に記憶されていくのかもしれない。

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2016年12月 9日 (金)

テクスチャ

同じ黒でも、ぱっと見で三つのテクスチャがあるのがわかる。上から順に、柔らかそうなシートのツヤ消の黒、幾何学の凹凸パターンでシボを打った無塗装プラスチックの黒、そして平滑な表面の樹脂に塗装した半ツヤの黒。単に黒だけではなく、こういったテクスチャの組み合わせで品質を高め、新しい価値をつくるのがプロの仕事。ちなみにこれはPIAGGIOという、Vespaを製造している会社のスクーター。( 過去の関連記事

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2016年11月21日 (月)

Paul Smith

Paul Smith と言えばUKを代表するファッションデザイナーのひとり。そんな彼の作品やコレクション、制作過程などを紹介する展示会が上野の森で催された。これはロンドンの Design Museum ( 過去の関連記事 )で数年前に行われた Hello My Name Is Paul Smith 展の巡回だそうだ。ちなみにそのテムズ河畔の渋いミュージアムも今秋、川を渡った Kensingtonに移転してリニューアルオープンしたばかりだ。

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昔の作品やプロトタイプなどが多かったのは、新しい作品はお店に行けば見れるよね、ということなのだろう。こういった派手なカラープリントなんかは、一世を風靡した代表作だ。

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彼のスタジオを再現した部屋なんかもあって、ファッションを勉強している人には良い刺激になっただろう。彼がどんな素材と向き合っているか、どんなものにインスパイアされているのか、何を感じているのか。

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彼の活動は洋服だけにとどまらない。カラーリングや得意のストライプパターンを施した車やバイク、家具など。前にも書いたが、デザイン視点で見るとファッションとプロダクトの境界はオーバーラップしていると思う。( 過去の関連記事

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ちなみにこの MINI や Triumph は、UK発祥のブランドだ。( 過去の関連記事 ) 

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こちらは北欧のケアホルム。張地が違うだけで、こんなに印象が変わる。( 過去の関連記事

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特に印象的だったのが、彼が駆け出しのデザイナーだった頃のエピソード。展示会を開くようなお金も無く、ホテルの一室に作品を展示した様子を紙のアートワークで再現していた。やっぱり情熱が全てをドライブするんだなあ。

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