2018年9月19日 (水)

モスキート

このプラモデルは英国の爆撃機、その名も「モスキート」、すなはち蚊だ。二次大戦中の英国は金属材料入手が困難だったこともあったのだろう、なんと木製だった。それを逆手にとって軽量に徹したシンプルな設計にしたおかげで、速度と長距離飛行を可能にしたとのことだ。「刺す」がゆえ、もあるだろうけれど、「軽い」がゆえのモスキートの愛称にちがいない。( 過去の関連記事

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ところで最近の国産プラモデルって、もちろん3Dを設計から金型まで駆使しているのだろうけれど、かなり精密だ。コックピットの内部のディテイルや、フードを外して見えるロールスロイス(もちろん英国なので)のエンジンのディテイルなど、かなり作り込まれている。なるほどこれは、いい大人になった男の子に刺さるはずだ。

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2018年8月 8日 (水)

プロペラ

プロペラ( 過去の関連記事 )で思い出したのが、スミソニアン博物館( 過去の関連記事 )に並んでいた大きな木製のプロペラ。写真では伝わらないけど、どれもかなりデカく、そして重たそうだ。そう言えば、ヤマハは楽器をつくる木工技術の延長線で船や家具をつくっていたのは自然な流れかと思うが、実は木製のプロペラを作っていたことから逆にエンジンを作るようになったことは、あまり知られていない。そう、技術や知識は横に展開させてこそ新しい価値を生みだすのだ。

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2018年8月 3日 (金)

航空機部品

こちらはフランスの田舎の古道具屋にあった、何とプロペラ。飛行機の、その機種はおろか、素人の私にはどれくらい古いものかさえわからない。航空機部品という分野もマニアは多いだろうが、さすがにプロペラ持ってるよ、という人は少ないだろう。

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そして、こちらはロンドンのミュージアムにあった飛行機のタイヤホイール。軽量化を追求した結果だったのだろう、自転車のようなスポークになっている。

かつて大型飛行機は飛行艇として水面から離着陸、というか離着水していた( 過去の関連記事 )のが、良質なタイヤによって滑走路から離着陸できるようになった歴史がある。その大きな重量を支えるタイヤはもちろん、更にそのタイヤを支えるホイールも密かに進化し続けているに違いない。

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2018年7月20日 (金)

勝利のスマイル

堂々と「勝利」という名を冠したバイクの会社、Triumph。英国地場産業的なブランドかと思っていたが、Wikiによるとドイツ人がUKで起業した会社だそうだ。しかも二次大戦中には軍事車両をつくっていたこともあって、ドイツ軍の空爆により壊滅状態になったという皮肉な歴史もあるそうだ。

ところで Triumph という同じスペルの女性下着ブランドがあって(日本ではトリンプと読むそうだけど)、何とこちらもドイツ発祥だそうだ。ドイツ人にとって、この Triumph という単語に対する強い思い入れ、あるいは深い歴史的な意味合いがあるのに違いない。

さてバイクの Triumph の話。写真は同じくUKの Paul Smith とのコラボレーションモデルで、明るいマルチカラーがいかにもそれっぽい。ロゴはRの先端が伸びていて Amazonっぽくスマイルマークのようだけど、このデザインのディテイルは微妙に歴史的変遷があるようだ。マニア、あるいは鑑定家が見れば、これは何年製なのか分かったりするのだろうな、やっぱり。

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2018年4月 9日 (月)

AI

AI と言っても Audi の場合、Audi Intelligence というコンセプトを意味している。もちろん人工知能の技術も使っているに違いないが。Audi に限らず自動車業界では、各社インテリジェンス化する車のブランドづくりに躍起となっている様相だ。この写真を見てもわかるように、かつてエンジンを冷却するためのエア・インテイクと、電球をベースとしたヘッドライトが造形の主要素だった車のフロントフェイスは、いまや機能的エレメントを失い主題、例えばこの場合は知能、の表現としてのキャンバスとしての役割を担うようになった。

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そのAI の文字をロゴの中心に配したELAINE というのが、新しいAudi のコンセプトブランドらしい。Audi の四つの輪のロゴマーク( 過去の関連記事 )が電飾化されていて、樹脂を使っているせいか少し安っぽく見えるのが残念だ。

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そのサイドミラーは、もはや人間の頼りない視覚の為にあらず、カメラを含むセンサー群の為にあるようだ。デザインとしてどうなのだろうか、これは。

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2018年3月26日 (月)

イタ車

先日、都内の博物館でイタ車のトラクターを見つけた。イタリアFIAT社の、イイ感じに使いこまれたアンティークだ。ヘッドライトの位置がクラッシックカーぽいのと、板金プレスのシートが実用的でカッコいい。なによりフロントグリルの丸みが時代を物語っていて、何とも味わい深いではないか。いや、なにせトラクター好きなもので( 過去の関連記事 )。

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2018年2月21日 (水)

未来的なデザイン

ポルシェの優雅なクラッシックカーの展示があった。かつてシュツットガルトにあるポルシェミュージアム( 過去の関連記事 )に行ったときにも、同じ車種をいくつか見た記憶がある。この流線形的なデザインは、当時は未来的で最高にカッコよかったのだろう。ジェームスディーンが事故って亡くなったのも、確かこのモデルだったし、未来の国からやってきたスーパージェッターも、似たような車に乗っていた。そんな時代のデザインだ。

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そういうワクワクを今の車に感じないのは社会が成熟したせいか、そして消費者も大人になったということなのか。もちろんデザインの完成度は現代的には最高レベルで、確かに美しいのだけど。まさか我々は、いつのまにか未来を描けなくなってしまっているのではあるまいか。まさかね。。。

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2018年2月 7日 (水)

写真では伝わらないけれど、広角で撮らないと画面に入らないくらいの顔のデカさは、まるで壁のようだ。バックミラーにコレが迫ってくると怖いだろうなあ。ちなみにこのSCANIAというブランドは、日本ではあまり知られていないけれど欧州では良く目にするトラックメーカーで、VOLVOと同じくスウェーデンの会社だ。しかし北欧には優れたプロダクトのデザインが多いのに、なぜ車になるとこうなっちゃうのだろう。これがグローバライゼーションっていうことなのだろうか。( 過去の関連記事

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2017年11月20日 (月)

smart

東京モーターショーに出ていた smart ( 過去の関連記事 )のコンセプトは、自動運転なのでハンドルどころかブレーキもアクセルも無い。EVだし丸っこいし、デザインも家電の感覚に近くなったようだ。エアインテイクが不要になって間がもたなくなったのだろうか、フロントグリルには絵文字やメッセージが表示される余計な機能を搭載している。

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座席はいわゆるベンチシートのツーシーターで、仲良し同士でなければ乗れないアベックシートのようだ。ドアもガラスで、まさに電子レンジのノリに感じる。チン!

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ちなみに親会社のメルセデスのEVのコンセプトはこんな感じで、まあエレガントだ。それでもやっぱり光の装飾に凝りたいようで、こちらのフロントグリルは運転モードによって光り方が変化するとのこと。( 過去の関連記事

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2017年7月31日 (月)

彼らは空からやってくる

これは一次大戦中の空襲に備える告知板。英国のもので、襲ってくる敵はドーバー海峡を越えてやってくるドイツ軍、しかも飛行船や複葉機という時代。こんな機影を覚えろって言われてもねえ、大変な時代だったんだなあ。( 過去の関連記事

その後の二次大戦では更に飛行機が進化して、ドイツ軍は英国に対する怒涛の無差別空爆 the Britz によって数万人の命と、ロンドン市内の3分の1の建物を破壊したと言われている。以前書いたバービカンセンター周辺も、爆撃で焼野原になった地域の再開発事業だった( 過去の関連記事 )。そう言えば、昨年のブラピ主演の映画 Allied (邦題はなぜか、マリアンヌ。。。)でも、そういった空襲下の街のシーンが出てきたっけ。最近は日本周辺でさえロケットの飛び交う情勢になりつつあるけれど、やっぱり平和が一番、暴力反対。

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