2017年5月31日 (水)

消防車たち

消防車にワクワクするのは子供だけではない( 過去の関連記事 )。こちらはフランスの古都、オルレアンで見た消防車たち。このヘッドギアのような補強フレームは、どういう機能的効果があるのだろうか。ちなみに地元のルノー製。

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こちらは黄色のゼブラ模様が激しい特殊車両( 過去の関連記事 )。

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以前、パリのマレ地区に泊まった時( 過去の関連記事 )のホテルの目の前が、フロントの男性いわくナポレオン時代に作られたフランス最古の消防署とのこと。なので伝統的にパリの消防署だけはフランス軍に属しているらしい。

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そんな事情もあって、ここはかつての城壁の中に相当する場所に位置している。たまたま扉が開いたので中をのぞくと、こんな感じだった。小さい出入口スレスレの大きな消防車が、何度か切り返しながら苦労しながら出動していった。

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そしてアメリカ。やっぱり大きい。パキパキしたガサツな作りや紅白の華やかなカラーリングも、やっぱりアメリカンな感じ。

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ちなみに日本はこちら。なぜかかわいく感じるのは、小振りなサイズだけではないと思う。

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2017年4月10日 (月)

薄いタイヤ

これは薄いタイヤだ。乗り心地よりもコーナリングやブレーキングを優先したスポーツカーの証し、なのだろうけれど、何より見た目がカッコいいのはなぜだろう。黒いゴムが大きいと確かにもっさり見えるかもしれない。ゴムの比率が小さくなると、より金属ホイールが目立ってマシンな感じに見えるからかな?バランスって大切だ。

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2017年3月27日 (月)

グラマン

ユナイテッド航空がらみでもうひとつ。シカゴのオヘア空港はユナイテッドのハブ空港で、ターミナルは独特の機能感あふれるスタイルとなっている。

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まるで機械や飛行機の構造体のような鉄骨むき出しの建築で、80年代のトレンドというか当時の意気込みのようなもの感じる。実は自分が初めて降り立った海外の空港がここで、NYへ向かう国内線はまさにこのターミナルだった。当時は完成したてで話題になっていたことを思い出す。

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この空港は二次大戦で活躍した O'Hare という英雄パイロットの名前にちなんだそうで、彼が乗っていたものと同型のグラマンの艦載機ワイルドキャットが空港の一画に展示してあった。昨年行ったスミソニアン博物館にも展示してあったものだ( 過去の関連記事 )。そこではユナイテッドのパイロットとおぼしき人がひとり、その解説を読んでいた。

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そしてグラマンと言えば、意外にも消防車や商用トラックなんかもつくっている。たまたまサンフランシスコ市内で見かけたこのUPSのトラックも、やはりグラマン製だ。いったい、いつのデザインなんだろうか、これは。

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2017年3月22日 (水)

ユナイテッド

ユナイテッド航空のアメリカ国内線に最近何度か乗ることがあったのだけど、機内のサービスは徹底的に簡略化されていて、例えばテレビ用の画面やヘッドホン端子の装備が無い代わりに各自の持ってるスマホのWiFiをつなげて番組を見ろ、というものになっていた。座席のポケットにはそのためにということで厚紙の組み立てスタンドが入っていた。もっとも、使ってる人を見なかったけれど。

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ユナイテッド航空といえば、ソール・バスのデザインしたUを形どったロゴが長年親しまれてきたが、数年前にコンチネンタル航空と合併してユナイテッドの名前は残ったもののロゴ、というかシンボルマークなのかなこれは、がコンチネンタルのものにまんま変わってしまった。例の目がクラクラするやつだ。

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そしてフランス人でアメリカで活躍した元祖工業デザイナー、レイモンドローウィがデザインした機体カラーリングも、何やら今風のすっきりスマートなテイストになってしまっていた。これもある意味で残念。

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2016年12月26日 (月)

旅立ち

歳の瀬も迫ってきて、帰省や旅行で旅立つ方も多いのではないだろうか。先日通りかかった丸の内の RIMOWA リモア旗艦店のショーウインドウでは、そんなシーズンをイメージする展示がしてあった。最近、リモアの直営店舗があちこちに増えたような気がする。

リモアのスーツケースって何個も持ってるけど、全てペラペラのポリカーボネイト樹脂の安物というか軽量のものばかりだ。ジュラルミンだと倍くらいの値段がするのに加え、日本の直営店では高級仕様のものばかりを揃えて、本来のドイツ製品らしい実用品としての価値とは別のところでブランドづくりをしているように感じるのが残念だ。

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ところで、このアルミに波板状のリブを加えて強度を上げるという技術は、例えばこのドイツ博物館( 過去の関連記事 )で見た初期のユンカースの機体でも用いられていて、20世紀初頭では最先端のCMFだったに違いない( 過去の関連記事 )。今では高性能な素材が色々あるので、もはや記号的なイメージとして残されているにすぎないけれど、それでも長らく我々の感覚に記憶されていくのかもしれない。

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2016年12月 9日 (金)

テクスチャ

同じ黒でも、ぱっと見で三つのテクスチャがあるのがわかる。上から順に、柔らかそうなシートのツヤ消の黒、幾何学の凹凸パターンでシボを打った無塗装プラスチックの黒、そして平滑な表面の樹脂に塗装した半ツヤの黒。単に黒だけではなく、こういったテクスチャの組み合わせで品質を高め、新しい価値をつくるのがプロの仕事。ちなみにこれはPIAGGIOという、Vespaを製造している会社のスクーター。( 過去の関連記事

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2016年11月21日 (月)

Paul Smith

Paul Smith と言えばUKを代表するファッションデザイナーのひとり。そんな彼の作品やコレクション、制作過程などを紹介する展示会が上野の森で催された。これはロンドンの Design Museum ( 過去の関連記事 )で数年前に行われた Hello My Name Is Paul Smith 展の巡回だそうだ。ちなみにそのテムズ河畔の渋いミュージアムも今秋、川を渡った Kensingtonに移転してリニューアルオープンしたばかりだ。

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昔の作品やプロトタイプなどが多かったのは、新しい作品はお店に行けば見れるよね、ということなのだろう。こういった派手なカラープリントなんかは、一世を風靡した代表作だ。

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彼のスタジオを再現した部屋なんかもあって、ファッションを勉強している人には良い刺激になっただろう。彼がどんな素材と向き合っているか、どんなものにインスパイアされているのか、何を感じているのか。

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彼の活動は洋服だけにとどまらない。カラーリングや得意のストライプパターンを施した車やバイク、家具など。前にも書いたが、デザイン視点で見るとファッションとプロダクトの境界はオーバーラップしていると思う。( 過去の関連記事

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ちなみにこの MINI や Triumph は、UK発祥のブランドだ。( 過去の関連記事 ) 

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こちらは北欧のケアホルム。張地が違うだけで、こんなに印象が変わる。( 過去の関連記事

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特に印象的だったのが、彼が駆け出しのデザイナーだった頃のエピソード。展示会を開くようなお金も無く、ホテルの一室に作品を展示した様子を紙のアートワークで再現していた。やっぱり情熱が全てをドライブするんだなあ。

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2016年10月 5日 (水)

強そうなスクーター

欧州でよく見かける前輪が二輪のスクーター( 過去の関連記事 )。この写真のマシンは、更にライトが五ツ目で、しかもヘッドギアみたいなプロテクターを付けている。何だか強そうだけど、どこのメーカーだろう。日本では見ないよね、こんな三輪バイク。

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2016年9月26日 (月)

現役アンティーク

トラムの木製車両は、たぶん日本にも残っていると思うけれど、欧州でもあちこちで現役で働いている。こちらはミラノで乗ったもので、古いものを大切にするという以前に新車を買う予算が無い、という事情が勝っているのかもしれない。( 過去の関連記事

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そしてこちらは、UKで見かけたガラスも鉄板も全て板材のシトロエン。Hトラックと呼ぶそうで、戦後長らく製造されていたこともあってか、あちこちで現役の姿を見ることができる。ただこの場合は、商業的にアンティーク感を醸し出そうという狙いを感じる。

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2016年7月13日 (水)

ミュージアム巡り179(US編) アメリカのプロダクト

スミソニアンのアメリカ歴史博物館 National museum of American history は、アメリカ400年の歴史を網羅的に紹介する展示だ。ざっくり言うと、欧州の社会文化の持ち出しから始まり、戦争に次ぐ戦争の歴史、そして近代になって開花した独自のテクノロジーとカルチャー、といったところだ。多様な側面があっていろいろ感じることもがあったが、このブログではプロダクトの歴史にフォーカスしたい。

まずは「発明王」エジソン。単に電球を発明しただけでなく、それを大量生産するしくみと、そのための発電と送電のしくみを考えたところがすごい。今で言う起業家の元祖なのだろう、彼は後にGEとなる会社の創業者でもある。

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そして数々のトースターたち。様々なメーカーが、あの手この手の焼き方を提案している。朝、手軽にトーストを焼くことを当時の主婦が切望していたということなのだろう。

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これは鉄の扇風機たち。どれも重たそうで暑苦しい。そんな中で奥に見えているGEの扇風機なんかは、デザインという意味で相当に目を惹いたに違いない。まさにプロダクトデザインが経営的にも重要になっていく時代だ。

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そしてこれはドライヤー。机上に置く形が基本で、手でも一応持てる工夫がされているように見えるけれど、それでも重かったのだろう。

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蒸気機関車の歴史は、もちろん英国が先輩。それでもアメリカ大陸に持ち込まれてからは、独自の進化をしたとのことだ。しかも広大な土地に路線のネットワークを作るとなると、大量のレールを生産しなければならなかった。そこで活躍したのが「鉄道王」かつ「鉄鋼王」と呼ばれ、後のUSスチールの礎を築いたスコットランド移民のカーネギーだ。

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車の歴史についても欧州が先輩。しかし「自動車王」ヘンリーフォードが確立した流れ作業による大量生産システムによってT型フォードが生まれ、低価格化して爆発的に大衆に広がっていった点がアメリカ的である。

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時代は少し下るが、映画にもなった幻のタッカーも展示してあった。輝く三つ目が個性的だ。

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アメリカのパーキングメーターは、最近までこんなだったなあ。

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そして今回、Patent model (特許模型)という分野があることを知った。こちらは風車の特許申請用模型。この手のものはアンティークのコレクションとしての対象になっているに違いない。これは欲しい。

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こんなコーヒーのフタも、収集すればミュージアムに展示できる。これも特許回避によるバリエーションと考えると、商業的でアメリカ的。これは欲しくない。

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そして商業キャラクターたちも、米国文化の一端と言っていいいと思う。このMr. Peanut はスナックの会社の歴史的キャラクターで、今でも現役。

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テレビ番組だけど、Sesami Street も多くのキャラクターを生み出した。こちらは小柄なエルモ。個人的にはクッキーモンスターが好きだけど。

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そしてこれは、世界最初のマウス、ですと。プロトタイプなのだろう、なんと木製だ。

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そしてマウス(ネズミ)とネズミ捕りの歴史っていう、真剣なジョークもアメリカ的。

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